トイレ事情

大会など、人が集まるところに行くとまず気になるのがトイレ。
アスリートでも、新しい会場に入った時は、先ずトイレの位置をチェックしましょう！と教えてこられた人たちも居るでしょう。

さて、このトイレですが、出場選手もさることながら、観戦者のことを考えるとちょっと厳しい状況が見えてきます。

運営側は参加者＋観戦者でどれくらいを見込んでトイレを設置しているかは解りませんが（データを取ったりしているのでしょうか？）、どこかの施設を利用するとき、ロードコースを使用するとき、いずれにしてもトイレという問題は外せないと思います。

昨今では、商業施設に赤ちゃん・小さい子用の多機能トイレが設置されていたりしますが、大会等では見たことがありません。多少はあるのか、全くないのかは解りませんが、応援してくれる人を増やそうと思うと、ケータリングなどもそうですが（例えば食事をどうするか？など）、トイレは外せない課題だと思っています。

多様な人々に参加、応援をしてもらいたいと願うなら、先ずはトイレの課題を考えてみませんか？逆に、

こんな風にトイレのことを考えていますよ！
配置や多様な種類を用意してありますよ！

といったことはアピールポイントになるかもしれません。

会社でも「トイレ」が綺麗だとその会社の印象が決まる！

そんな話も聞いたことがあります。

それなら、大会、施設の印象も「トイレ」は相当大きなウエイトを占めるかもしれません。

家庭のトイレや商業施設では相当綺麗なトイレの話が出てくるのに、スポーツ施設や会場、例えば学校などもお粗末では寂しいですよね。

トイレに関しては監督を始めたころ、大学で事務をしていた時からの持論です。サービスエリアなどがどんどん良くなっているのに、大会会場ではどうしても仮設だし、どうにか良い解決方法はないんかいな？と。

トイレが混むのを大前提に「コツ」のようなものが散見されますが、そもそも運営側が工夫することでメリットも出せないか？

大学でも、トイレが綺麗であれば少なくともオープンキャンパス等でも悪い印象にはならないし、好感を持ってくれそうだな、と。

もちろん、練習の時もトイレ次第で「安心」か「不安」を抱えるかが生じます。ちょっと検討してみると満足度、印象も上がってくるかもしれません。

興味があればご一考を！

このエントリーを書き終えて調べてみると「トイレ」に関するニュースを見付けました。ご参考に！

「トイレを見ればその会社の勢いが分かる理由」
[中野恵美子，Business Media 誠]

ずばり、東京オリンピックとトイレに関わる記事も見つけました。
「トイレ行列、短くなる？　五輪会場で街で、オアシス拡大中」
毎日新聞2017年5月29日　東京夕刊

「制裁免除のスタジアムが続出…Jクラブを救う「トイレ60％ルール」とは？」2015.10、サッカーキング

　今はどうなっているか解りませんが、これでクラブ側は救われた反面、トイレ事情は出遅れた可能性もありますね。

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ヘッダー画像はBeautiful Free images|Unsplash:https://unsplash.com/さんよりお借りしました。（2017.12.23追加）