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コカコーラがたくさん!

 初日の夜が明けて、いよいよ街を散策。活気のある市場、路上で話している人々。バスを待っている人々。全てが新鮮。
 ご飯を食べに、いくつかご飯屋さんを覗いてみる。みんなタコスを食べている。そして・・・あれ、みんな同じような飲み物を飲んでいるぞ。赤と黒の飲み物。コカコーラだ。子供から老人までみんな飲んでいる。メキシコに来て、最初に驚いたことがそれだった。
 アメリカに近いことも理由の一つなのかもしれない。コカコーラという飲料を輸出して、大量に飲んでもらうことで、まずは飲料からメキシコの経済を支配していこうという考えているのかも。 
 ホストは、「メキシコ人は子供の頃からたくさんのコカコーラを飲む。そして、だんだんと中毒になって辞められなくなる。」と言っていた。
 飲食店だけではない。街中の小さな売店に行くと、冷蔵庫の半分くらいはコカコーラ。本当に多い。メキシコは肥満率も高く、コカコーラもその要因な気がしている。
 タコスとコカコーラの組み合わせが、メキシコでは王道な食べ方。自分も一度食べたことがある。辛さが効いて、ジャンキーなタコス。甘くて炭酸が強いコカコーラ。最高に美味しかった。
 だけど、気をつけないといけない。コカコーラという飲み物を通じて、健康の悪化、アメリカの商品への経済的な依存へと簡単につながりかねない。

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