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【人狼戦術論】統一vs自由占いを超えた新セオリー

抜こう作用の有料メルマガ【3】

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要旨:

人狼ゲームにおいて、市民陣営が占いをする時、何を考えるべきか。結論から言うと、市民側の占い先情報は秘匿にすべきである。なぜなら、狐のいない配役において、占い先情報が価値を持つのは、占い結果を提示できる段階であって、それまではどこを占うかは価値を持たないからである。つまり、夜段階で狼がそれに対応した手を打てる事に繋がる。一方、騙りの占い先情報は、固定させてもさせなくてもほぼ同じである。騙りが噛みを決めてから占い先を決めるという順序を取るメリットはない。基本的に、自分の結果から決めるという点では、昼時間中に発表するのは、単に時間的に早くなっているだけで、ゲーム手順への影響はない。よって、統一占いをするとしても、この手順にすべきである。①偽と思わしき占い候補1人に、占い先を固定させる。②もう1人か2人かは自由占い、もしくは統一占いを選ぶ事が出来る。これは純粋な統一占いより理論的に優れたモデルである。


導入

 人狼ゲームにおける統一-自由占い論争に終止符を打とう。この、最新の結論を持ってして、全てを無に帰そう。統一占いにおける優位点を残したまま、更にモデルとして優れた進行を提示しよう。進行議論を深めようではないか。

占い先の情報[秘匿にすべきか公開すべきか]

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