2021年12月19日(日)に「コロナ禍で孤立した海外日本語教師の共同教材作成を通したネットワーク構築プロジェクト」では第4回研究会を開催します。研究会は以下の予定で行います。(最終更新日:2021.12.10)
開催日時(日本時間):2021年12月19日(日)10:00~11:30
会場:オンライン会議(Zoom)
申し込み:こちらからお願いします。
発表者:松本あさひ、吉井雄樹・常笑
発表内容
コロナ禍のオンライン・マンツーマン
会話レッスンにおける課題と実践
松本あさひ
日本語教師をされている方の中には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機にオンラインで授業を始められた方も多いのではないでしょうか。私はインドネシアの日本語学校でオンラインでマンツーマンの会話レッスンを担当しています。このコースが始まって約1年間ほど経ちますが、その中で感じたコロナ禍のオンライン授業ならではの課題がいくつか見えてきました。今回は、それを解決するために私が授業の中で実践していることについて共有させていただきたいと思います。また、みなさんと一緒に、会話レッスンで学習者の意欲を引き出せるようなトピックについて議論できたらと思います。
中国の大学の日本語会話の授業で
教師がしていること
吉井雄樹・常笑
私たちは中国の大学で初級の日本語会話を担当しています。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響から日本語母語話者の教師が中国へ渡航できていません。現地の教育現場では学生が1つの教室に集まり、教師は日本からパソコンに向かってスクリーン越しに授業を行っています。現地の教育現場には中国語母語話者の教師も参加しており、オンライン授業を円滑に進めるために通訳などをしています。本発表ではコロナ禍における授業の1形態の可能性として、本実践を報告し、2名の教師がこの授業で何をしているのかを共有します。そして現時点での課題などを取り上げ、話し合いたいと思います。その際に、課題解決のための質問法を紹介します。
こちらの記事は随時更新していきます。最終更新日は記事の初めにある通りです。本プロジェクトの研究会は毎月行う予定です。是非ご参加ください。