ベランダでシソを育ててる話
皆さんはシソ、好きですか?
シソ、いいですよね。
日本人には身近な葉っぱですが、ハーブの一種みたいです。
今回はシリーズとまではいきませんが、シソの育成日記のようなものをかいていこうと思います。
賃貸のアパートで家庭菜園
ぼくはいま2階建てのアパート2階に住んでおり、家庭菜園を楽しむにはせいぜいプランターや植木鉢程度のサイズが限度です。また、妻も就労しており、あまり多くの手間暇をかける時間が確保できないのも現実です。
そんなある日、ふと買い物しているとこんなものを見つけました。
ダイソーの200円栽培キット。
パルプ素材の植木鉢、栽培養土、シソの種が1つのキットになってます。
コレ系のキット、東急ハンズやロフトなどのオシャレ雑貨店にも売っていて、たぶんそっちが先発?
シソ、買うとなると10枚で90円とかで、けっこう消費する自分としては毎回買うとそれなりにお金かかってるなぁって思ったりしてました。1キットでどれだけ収穫できるか分かりませんが、いっぱい楽しめるといいなぁ。
種蒔きから発芽まで
この栽培キット、種蒔きから種子形成までをわかりやすく説明書と一緒に販売されています。今回はぼくがやったことを書いていこうかと思います。
まずシソの発芽温度は15~20℃程度が最適とされているようです。ぼくがこの商品を手に入れた時は、5月前半で最低気温が10℃行く日もあり、まだ気温が不安定な時期でした。そこでゴールデンウィーク中、種を室内で常温の水道水に3日ほど浸水しました。浸水中に発芽はしなかったですが、これは日の当たらないところでやるといいかもしれません。
キットに入っている栽培養土は腐葉土というよりは繊維分の多い堆肥といった印象で、室内栽培も考慮されているからか土特有の臭いもないです。栽培キットには乾燥した状態で袋詰めされており、袋のなかに200mlの水をいれてモミモミするところから始まります。土ははじめ、指先大の塊ができやすく、しっかり揉み込んで水分を全体に馴染ませていきましょう。
ある程度、土が馴染んできたらキットの鉢へ土を入れていきます。
パルプ製の軽い植木鉢は底に10円玉サイズの穴があるものです。栽培は自宅のベランダを予定しておりますので、土の流出に気を付ける必要がありました。底の穴にはメッシュ性のフィルターを張り付けて土が流れださないようにしました。ベランダを汚したくない人は必要な処置かもしれませんが、水はけが悪いと根腐れや土にカビが生えたりと悪影響も出る可能性もあるので注意が必要です。
今回ぼくはドラム式洗濯機の排水溝フィルタを小さく切って張り付けて代用しました。水はけも良く、水やりをすれば通り抜けた水が底からジャージャーでるくらいには水はけがよかったです。
発芽、間引き
種蒔きは直径15㎝ほどの鉢の3か所に、指の第一関節くらいの深さの穴を作ります。そこに水に浸けていた種を5粒ほど蒔き、上から土を被せます。このとき土はあまり上から押さえないようにすると良いかもしれません。
その後、先ほどの鉢のそこから水がジャージャー流れ出る程度に水やりをしておきます。このとき一気に水をかけると、種が流れ出して想定しない位置に移動してしまう可能性があるので注意しましょう。
種は1キットに30粒以上入っているので、多少なくしてしまっても大丈夫でしょう。
なかなか気温が安定して15度を超えることがなく心配しておりましたが、5月15日ごろに発芽を確認しました。栽培キットにも記載されてますが、シソの種の発芽率は60~70%ほどとのこと。今回は蒔いた地点のすべてから5株以上発芽しましたので、種はしっかり生きていました。古い種ですと発芽する力が無くなってしまっていたりするので、注意が必要だと思います。
発芽したてはかわいい双葉が開きます。徐々に双葉の間から本葉が生えてくるようになります。
間引きの時期としては諸説あると思いますが、根っこがしっかりしてくると株にダメージが行く気がするので、あまり大きくなり過ぎないように注意しましょう。1か所につき5株ほど生えてきましたので、茎がしっかりしているものを選んで残します。大きさを同じくらいのものを残すように意識して間引きします。
種を蒔いた1か所につき、元気そうな3株を残して育てていきます。
水やりは夕方のすこし気温が下がった時間に行ないます。
翌日の天気が雨ならば水やりはしなくても良いと思います。また毎日水やりをする必要もないと思います。2~3日に1回を意識しながら、土全体に水がいきわたる程度に水やりをします。意識しすぎかもしれませんが、過度な水やりは根腐れしたり茎がふにゃふにゃ?になるイメージがあります。
育て始めてみた感想
発芽してみると1個1個が5㎜ほどでかわいくて心配で何度もベランダに確認しに行ったりしていましたが、だいぶ茎もしっかりし始めてきて安心しております。本葉も見えてきましたので、あとは水のやりすぎに気を付けながら育てていこうと思います。
ぼくの実家には家庭菜園があり、シソは毎年生えてきます(種の管理が適当で、種子が散らばってしまっている)
実際にイチから育てるのは初めてなのでドキドキしています。
上述の水やりの基準などは実家の家庭菜園での経験がもとになっていますので、科学的根拠はまったくありません。実家でも管理はかなり自然に近い状態ですので、病気の原因とかなんだとかはあんまり知らないんですよね。
こういうのは家庭菜園youtuberさんとかがもっと詳しく紹介してくれていると思います(笑)
最近は家庭菜園の育成動画をみるのもおもしろいなと思っていて、ちょくちょくいろんな人がいろんなものを育てているのを見て感心しています。
シソはもうあとはほとんどやることは無いと思いますので、収穫までは特に何もないと思います。100均で手に入れたキットで家庭菜園を始めてみたい人の参考になればと思います。あと100均の肥料とかも考えた方がいいのかなとか思ったり、変なことしない方がいいかなって思っていたり迷っていますが…。
おわり。