自己防衛と思考停止
思考停止せずしっかり物事を考えることが大切であることは間違いない。しかしながら、人が思考停止するのは自然なことでもある。考えることということは思っている以上にエネルギーの必要な行為であり、人間はなるべく省エネであろうとする。自己防衛のために思考停止するともいえる。この自己防衛の力は思っている以上に大きいし強い。抑うつなども、もとは強いストレスから自らを守るため自己防衛的に作用する。そうだとすると、この自己防衛とうまく付き合っていくことが求められてくる。頑張るのは大事だが、無理はしてはいけないのはこのためでもあると思う。自己防衛が働くことにより、頑張った結果むしろ自らの目的から遠ざかってしまうことは大いにあるはずだ。
自己防衛はモチベーションにもつながってくる。例えば何か新しいことを始めるときに、高すぎる目標を立ててしまうと、その後得られる目標に比べて低すぎる結果やフィードバックに私たちの期待や自尊感情は気付つけられ自己防衛的にモチベーションを失ってしまう。この場合は低すぎるくらいの目標を立て、少しづつ前進していくべきなのだ。
なのが言いたいのかというと、今後、自己防衛という視点を加えて、バランスよく考えたり・行動していったりするべきである。ということだ。そういうと何ともありきたりで、つまらない結論になってしまったが意外と重要なことである気もするため備忘録程度に記事として残しておこうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?