[初心者向け]Excelファイルのテーブルをyaml形式に変換するPythonプログラム
Excelで作成されたテーブルをPythonで読み込みやすい形式で出力するために、以下の手順でプログラムを作成します。
必要なモジュールのインポート
import pandas as pd
import yaml
Excelファイルからデータを読み込む
Excelファイルからデータを読み込むには、pandasライブラリを使用します。Excelファイルのパスとシート名を指定して、pandasのread_excel関数を使います。
excel_file = 'path/to/excel/file.xlsx'
sheet_name = 'Sheet1'
df = pd.read_excel(excel_file, sheet_name=sheet_name)
データをYAML形式で出力する
pandasのデータフレームをYAML形式に変換するには、to_dictメソッドを使用します。to_dictメソッドは、データフレームを辞書型に変換します。
data_dict = df.to_dict(orient='records')
辞書型のdata_dictをYAML形式で出力するには、yaml.dump関数を使用します。
yaml_str = yaml.dump(data_dict, allow_unicode=True)
allow_unicode=Trueを指定することで、日本語などのUnicode文字もYAML形式で出力されます。
完成したプログラム
以上の手順をまとめたプログラムは以下のようになります。
import pandas as pd
import yaml
excel_file = 'path/to/excel/file.xlsx'
sheet_name = 'Sheet1'
df = pd.read_excel(excel_file, sheet_name=sheet_name)
data_dict = df.to_dict(orient='records')
yaml_str = yaml.dump(data_dict, allow_unicode=True)
print(yaml_str)
このプログラムを実行すると、Excelファイルから読み込んだテーブルがYAML形式で出力されます。