N中等部ネットコース Minecraftの取り組みを大解説② 〜トークイベント編〜
こんにちは、N中等部「ネッ中note」です。
はじめに
前回の投稿では、N中等部ネットコースで実践しているMinecraft(以下:マイクラ)を使った授業を紹介しました。
今回も、過去にN中等部ブログにて発信した内容を再編し、「マイクラとプログラミング」をテーマにしたイベントを紹介します。(※1,2,3)
Minecraftとプログラミングで仕事する?
本イベントの講師は、N中等部ネットコースのマイクラサーバー管理をしている現役プログラマーです。
N中等部にはマイクラ好きや、プログラマーを目指す生徒が多いため、過去最大の集客を誇るイベントとなりました。
イベント終了後、生徒たちはマイクラの同好会を立ち上げたり、サーバー制作に取り組んだりと、"今すぐできること"に早速チャレンジ。職員の話が活動のモチベーションになったようです。
1)マイクラサーバーの仕組み
「普通のマイクラサーバーとN中等部のサーバーは何が違うのか?」
「マイクラサーバーを立てることがどうして仕事になるの?」
という生徒たちの疑問をフォローしつつ、
「プログラムやマイクラの知識がなくてもSlackから簡単にサーバーを立てられる」ことを話すと、生徒から「そんなこともできるんだ!」と驚きの声があがりました。
2)modやpluginをつくるために必要な知識
次にマイクラをある程度遊んだ人であれば、気になりはじめるであろうmod、plugin(※4)の話題へ。
身近な例としてS高等学校の吉村総一郎校長が自作したmodを紹介しました。
当時Macではマイクラのゲーム内で日本語入力ができず、不便に感じていた吉村校長は日本語入力ができるmodを自作。「なければつくってみよう!」という心構えや、実際に手を動かすことの大切さを紹介しました。
また、開発をする際の工夫として、検索エンジンの使い方のヒントを紹介。
「あれこれやりたくなってしまうけど、最初は自分の欲しい機能をひとつに絞り込むこと。例え完成度が低かったとしても最後まで完成させること、やりきることが大切」
と生徒にメッセージを送っていました。
3)プログラマーになるには
プログラムの勉強法ではなく「職業プログラマーに求められるもの」「仕事でプログラムを書くとは」について、職員の過去の経験を交えて話をしました。
「プログラマーになりたいのであれば、“今すぐできること”から挑戦してみましょう。プログラマーは今目の前・手元にあるパソコンを使ってなれる職業。恐れずに一歩を踏み出すことが肝心です」
できることから挑戦する。一歩を踏み出してみる。最後までやりきる。これはプログラミングだけではなく、全てのものごとに共通することです。これからの人生においても大切なことのため、職員は強調して伝えていました。
ここで質疑応答タイム。生徒からは以下の質問が寄せられました。
プログラム関連の質問から趣味の話題まで、たくさんの話題が飛び交いました。
おわりに
2回にわたり、マイクラを用いた授業実践、トークイベントの紹介をしてきました。マイクラを用いた授業実践にご興味がある方や、プログラマーを目指されている方にとって、本記事が少しでもご参考になれば幸いです。
N中等部では、今後も生徒の好奇心や意欲を刺激する授業・イベントを行っていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。