2069 去年のGlory Daysの意味
以前、お坊さんの本(タイトル、著者失念)に書いてあったこと。90歳以上で死ぬのが痛くなくて幸せだと。「そっかあ、痛いの大嫌いなので、90歳まで生きよう」
前後して、北海道のライダーズハウス(厳密に言うとライダースハウスではない)の親父さんが、100歳まで現役で働くと。「すごいなあ、こっちは90歳までただ生きようと思っていたのに、100歳まで働くのか。じゃあ、100歳まで私も生きよう」
とそう思ったのです。だから、90歳から100歳の間で、苦痛を味わうことなくぽっくり死ぬのが私の目標です。なので2069。
仕事が生きがいなら、それもよし。私はどちらかというと家で家事を行い、お風呂に入り、音楽を聴いたり本を読んだりして、夜になったら早く寝るという、ただ生きるのが幸せなので、適当な時期にリタイヤかな。
ワーカホリック気味だった(もうすこしキツメにいうと仕事が生きることのすべて的だった)ポール・マッカートニーが、私にはQuiet Retirementをしたような気がしてなりません。昨年のグラストンベリーで「See You Next Time」と言わなかったこと、直前のUSツアーでのボロボロ感、他の大物ミュージシャンの飛び入りなど、そう思ってしまうことは沢山あります。
しかも、ブルース・スプリングスティーンがGlory Daysを歌ったんだもの。
Glory days, well, they'll pass you by
Glory days, in the wink of a young girl's eye
Glory days, glory days
グラストンベリーの前、リンゴとブルースがNJでのポールのライブに飛び入りすることになってたんだろうと思います。多分、ポールはもしかしたらこれでツアーをやめるかも、ってリンゴとブルースに打ち明けてたんじゃないのかなと。で、リンゴはコロナで欠席(でも、リンゴはもしかしたらそんなポールに会いたくなかったのかも)。そしてブルースは、この曲をやっていいかってポールに聞いて、ちゃんとポールのバンドでリハをして歌ったんじゃないかな、と去年感じたんですね。直観ですよ。
個人的にはもう、ポールはツアーには出ない気がします。一方、話題のビートルズの新曲については、企画のアイディアが周囲から出てそれは自分がGOを出さないと進まない案件だと直感で思ったんでしょうね。そうやって、もう仕事を選択しだしているポールを見ると、寂しいやら、どこかほっとするやらです。ほっとするのは、もう私もポールの追っかけがとてもメンタル的にきついから、というのがあるんだと思います。97回なんだけどね。でももうあと3回、ポールのライブを観るっているのは私にとっても重すぎる課題。
で、私は普通の人なので、あと10年もすれば仕事的にはお払い箱となるはず。そのあとは心身の健康に留意し、気持ちのいい生活が年金と退職金でできればいいかなと思っております。おい、退職金増税するんじゃないぞ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?