【笑顔を磨く】作り笑顔から本当の笑顔になったら、勝ち確定な話。

こんにちは。こばちぇです。

先日、部下社員から相談があった。
「後輩の鈴木（仮名）がなかなか販売力が上がらないと相談してきました。アドバイスしてあげたいけど、なんて言ってやればいいかわかりません。」

いやそれ相談の相談やん。

まぁ2人とも頑張り屋さんの真面目くんなのだが、

鈴木君へのアドバイスは、もう一言で終わる。
「笑顔が足りていない」
性格もあるのだろうが、仕事だ。

この一言では伝わらないので、相談してきた部下社員にも一緒に説明。

もうかなり前から、ネットで何でも買い物出来る時代なのに、お客様は多く来店される。

それでもわざわざ店に足を運ぶのは、「お店で実際に買う物を見たい」だとか、「展示があれば試したい」というのもあるだろうが、
やっぱり接客して欲しいんだと思う。商品説明だったり、背中を押して欲しかったりね。

ネットの口コミだけじゃなくて、店員さんの生の声を聞きたいと思っているんじゃないかな？


そして我々の仕事は、お客様に気持ちよく買い物して頂く事。
その為には、「お客様が何を求めているのか」「何がしたいのか」「何で困っているのか」「何が嫌なのか」と数多くの情報をお客様から引き出さなければならない。

でも、お客様のほとんどは初対面なんだよね。
そこには少なからず壁がある。

だからこそ、こちらは「話しやすい雰囲気」を作らないといけない。

そこで大事なのが笑顔だ。

それは作り笑顔でも構わない。

そして最初はお客様も作り笑顔。

お客様の心を掴む為にどんな会話をするのか。
それは自身の知識と技術によるところだが、忘れてはいけないのは笑顔だ。
話やすい雰囲気づくりに笑顔は欠かせない。

笑顔が少なく雰囲気づくりが難しいのだから、ましてやマスクをつけているともっと難しい。
目元だけで笑顔を伝えられるようにしなければならないからだ。

だから、「笑顔を磨く」

笑顔が伝われば雰囲気が良くなり、お客様も気持ちよく話が出来る。
お客様が気持ちよくなってくると、自然な笑顔に変わってくる。
それはお互いに伝播して、お互いが本当の笑顔で会話し始める。

そしてお互いが本当の笑顔になれた時、商品の成約が発生する。

これは私の主観だが、お客様には販売員のセールストークや商品知識で物を買っているという人より、販売員の笑顔が購入の決め手になっている人の方が多いのではないかと思っている。

重要なのは、笑顔のキャッチボールができているか？ということ。
笑顔は最大のコミュニケーションツールであり、
「自分の笑顔でお客様を笑顔にすること」、「話をしやすい雰囲気にしてお客様から情報を引き出すこと」を意識する事が大切。

最初は心から楽しいと思う笑顔ではなくても、結果的に買って頂ける。
嘘の笑顔だからと気にする必要は無いと思う。

商品を売るのが我々の仕事。
喜んで買って頂く為に笑顔を作る事も我々の仕事。

お互いが、作り笑顔から本当の笑顔になったら勝ち確定なのだ。

話をした翌日から、鈴木君は笑顔を意識して頑張っている。

続けていれば、いつか何かが変わる。
自分で実感出来るようになる。
過去の自分がそうだったように。

頑張れ鈴木君！！