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「あら」という返答

時々返されるこの言葉。
「あら」

「あら?」「あら〜」「あらら」
など活用形もある。

これが放たれる時は、おそらく、

話がどっちつかず。
肯定するのが当たりか、否定が当たりか判断できない場合。

これからどう広がるネタなのよ、など扱いに困るもの。

もはや面倒臭い。話が長い。

うーん。まぁさまざまな要因があるよね。
ただこの「あら」群の返答。
男の場合、ある程度、年齢を重ねないと言わない気がする。

校庭を走りまわっている男の子はもちろん、まだ学問に従事している時代の男子たちからあまり聞く機会がない。

年を重ねてくると、もはや、返答すら面倒臭いのかもしれない。だったら。何か返答した場合の相手のリアクションまで計算して、ぼちぼちのところで落としておくための「あら」。便利な一言で済ます。それも悪くないのかも。

適当な返答の代表格みたいに扱われていたりもする「あら」。

「なんだよそれ」とか言わずに、その一言で何かを暗に伝える方法をとってくる、そんな貴方も面倒臭い。優しいのか思いやりなのか、もはや何だかわからなくて笑ってしまう。

他にも「いよいよ」「平たく言うと」など、
この辺も便利な一言。

「おーっ、いよいよ」
相槌のように返したり。

少し怪訝な顔をされたら、
「平たく言うとさ」と、言葉の味付けを変えて言い直したり。

ただ、便利な返答は、彼氏や親友という関係性なら。
ないほうが好きかな。


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