ポンペイ展@京都市京セラ美術館
京都市京セラ美術館で7月3日まで開催されている「ポンペイ展」へ行ってきました。
事前に時間予約するのも可能ですが、突発的に行こう!となったので、ネットでその日のチケットを買うことはできず、とりあえず行ってみることに。
13:40頃にチケット買ったら、20分後の2時のチケットが買えてラッキーでした。
イヤホンガイドについて
今回はイヤホンガイドを買ったので、まずはイヤホンガイドの感想を。
二人の声優さんによる、物語仕立てのイヤホンガイドになっていました。途中でクイズもあったのも面白かったです。
もしかしたら、人によっては小芝居が少々鬱陶しいと思うかもしれませんが、個人的には、展示の中のポンペイの再現動画も相まって、ポンペイの世界への没入感があって、良い趣向だなと思いました。
展覧会の感想
ポンペイ展に展示されているものと言ったら、純粋な観賞用の絵画というよりも、生活に密接な装飾や日用品。
そうなると、今回のように動画や邸宅の再現があると、より生活の様子が想像できてよかったです。
特に見応えあったのはモザイクでした。
ものすっごく細かいモザイクで微妙な色のニュアンスを表現していて本当に見事でした。
絵の具を使った絵画とは異なり、色が褪せることがないモザイク。現代においても、昔の人たちが見ていた鮮やかな色で鑑賞していると思うとロマンも感じちゃいます。
あと調度品や食器といった日用品の見事さは当然のことながら、医療器具が2000年近く前の物と思えない代物でびっくりしました。といっても、これで何をしていたのかを想像すると、現代に生まれてよかった…とは思いますが。
男女同権ではなかったとはいえ、女性でも実業家がいたり、奴隷もお金を払うなりして市民権を得られたりと、純粋にローマすごいなと思うところが多々ありました。
最後に、展示物すべてが写真OKだったのでこれから行かれる方は撮影の用意お忘れなく。
もちろん図録も売ってますが、彫像を色んな角度で撮れるのは嬉しいもんです。
観覧料2000円(一般)というとなかなか高いなと思いますが、昨今の展覧会で料金が上がってることと、こんな至宝がはるばる来てくれたことを考えると、観て良かったなと思いました。
展覧会の詳細は美術館のサイトを参照ください↓
詳細な感想をブログにアップしたので、こちらもよろしければご覧ください↓