馬鹿な高校にあえて行け!
俺は偏差値45程度の私立高校に通った。この三年間で思考の重要性を思い知らされた。数年前の考え方とは明らかに違う思考法にたどり着いたのは、この高校生活に根差している。「他人の力を借りつつ、自分で何とかする」といったマインド形成だ。
偏差値60未満の陰キャラに勧めたい
偏差値60未満、つまり平均よりちょい頭いいと思い込んでるそこのお前!!馬鹿な学校行った方がいいぞ。周りが見えていないやつと一緒に勉強するか、周りを見る気がないやつと一緒に過ごすかどっちがいい?俺は後者を勧める。
ー経験談ー
高校受験
俺は特に何も考える事もなく、中学生活を過ごした。学校に行ったらゲームの事、ゲームをしているときは無心といった具合だ。そして、陰キャラ特有の無駄なプライドが当時の俺を形成した。高校は無駄なプライドから、偏差値56くらいの平均よりちょい上の公立を受けたが、勉強していないが故に落ちた。否応なしに私立高校に入ったわけだ。当時は自分がレールに敷かれた人生を送っているという自覚もなく適当に過ごしていた。
自分は優れている
高校生活が始まった。周りをみても、これといって頭の悪そうなやつはいない。高校最初のテスト期間が始まった。周りは割と勉強していたが、そんなこと俺には関係ない。3時間で帰れてゲームができる最高の週間、それがテスト習慣だ。いざ受けてみると勉強しなくてもとれるような簡単なものだった。普通に終わって結果を見たら、1位!?意味が分からなかった。みんな結構勉強に励んでたぞ、、、
もしかして俺って地頭いいんじゃね?
無駄なプライドに拍車がかかった。真面目にやっていたあいつらの点数、80点、わい98点wwww
こんな感じでテスト前にはしっかり勉強することに決めた。この地位から落ちたくなかったからだ。だが、2年の半ば、俺は一番近い友人からこんなことを言われた。
お前から勉強取ったらなんも残らねぇな(笑)
ここで自分が無価値な事に気づいた。実際井の中の蛙で頭もよくない。そして当時の俺は人も動かせない、面白くない、プライド高い、、、最悪だった。図星だったからこそむかついた。
「お前は勉強もできないし、お前の言ってることは面白いけど、全部youtuberとかアニメの引用じゃねぇかよ。」って言葉が出かけたがギリギリのところでくい止めた。
そこから俺は、今の自分に何かを残そうと躍起になった。
アホな高校で手を作る
もし、中途半端な高校へ行っていたら、手は出来なかったと思う。手とは、自分の武器を持つための手だ。俺は馬鹿な高校へ行ったことにより勉強が相対的にできるようになった。結果として自分に武器ができた。その武器を手放したとき、手が空いてしまう。そこに恐怖を感じた。そして、色々と武器を持つための行動に出始めたのだが、まだ完結していないのでここでは話せない。だが高校でこの手を形成できたのはすごく重要だったと感じる。
手に武器を持つため思考を始めた。社会、経済、自分のスキルを考えるようになった。全ては思考から始まる。その思考の大切さを俺は高校で形成した。
中途半端なところ行くなら、、、
そもそもnoteを見てる意識高い中学生には全く価値がない情報だからただの自慰行為になってしまったが、50-60くらいのあんまり勉強してない中学生は馬鹿な高校で無双すべきだ。もう一度問う、周りが見えていないやつと一緒に勉強するか、周りを見る気がないやつと一緒に過ごすかどっちがいい?武器を掴む手を形成するためにはどっちが適切か。(手が形成されていない人に限る。)答えはないが、俺の志望した高校に入った友達の今と俺の今を見比べると俺の選んだ道(強制)の方が賢いといえる。