noteフェスにもらった、小さな爆発
noteフェスの初日が終わって、現時点で30分経った。
Twitterでつぶやきつつ、ボイスチャットで仲間と話しつつだったので、
めちゃめちゃなごやかにゆるやかに、フェスを満喫していた。
だが、
ふたつめのセッションで、私は大きく揺さぶられた。
『僕たちに「企画」はいらない 』
(漫画家・羽賀翔一 × 編集者・柿内芳文)
この中で語られた柿内さんの言葉が、ずしんときたのだ。
そのときの私のツイートがこちら。
(もしかしなくても「書く」ではなく「描く」なのかもしれないけれど)
「私はまだ理想の作品というものがない」
……というのが、約3ヶ月前に書いたnoteでの自己分析の一端だった。
↓こちらの記事です↓
『ちょっと長めの「はんこについて」の自己紹介』
そして途中で、編集者の柿内さんが元・星海社の柿内さんだと分かって、
かつて読んでいた星海社の新人賞座談会が頭にぐわーーーっと流れてきて!!
……かなり重めのボディーブロウが来た。
まさか。まさかのここで!noteフェスの配信で!!
BL小説の投稿をやめて、別ジャンルの小説を書き出したばかりの2012年。
友人が投稿していた星海社の新人賞の座談会は、とても刺激的であり、得るものが多かった。
多かったのだが、私は結局ごく短い短編を3本と、それを引き延ばしたものしか、書けなかった。
次第にアイデアノートに書き付けるメモは減り、書く文章の量も減っていった。
だが、その代わりに消しゴムはんこを彫って、現在に至るわけなのだ。
◆◆◆
今回思わぬところから受け取った、このアドバイス。
私の解釈は、こうだ。
「遠景ばかりを見ず、
できることがある現状の維持でもなく、
手持ちの武器でこの山を崩せ」
……という意味に受け取った。
今後、煮え切らないおのれの尻を蹴り上げる際に、思い返してガッツリ蹴り上げようと思う。
「書きたいものを書くより、書けるものを書こう」
さて。
ここまで書いて、
「そもそもの柿内さんの発言を誤解していたらどうしよう」
……というソワソワが出てきてしまったので、このへんでこのnoteを閉じようと思う。
今日はすばらしい日だった。
明日もきっとすばらしい日!
noteフェス楽しいなあ。
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