ある朝、職場に行く途中にある大きめの公園の横を歩いていたら、オペラ歌手さながらの歌声が響いていた。
ふと目をやると、公園のど真ん中、ヘッドフォンしたそこそこのおっさんが両手を広げ、天を仰ぎながら目を閉じ、熱唱していた。
加山雄三の歌を……

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