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今年の締めくくり



山形経済社会研究所さまの総会にてにわとコの取り組みを発表させていただきました。

これまで10か月ほどの取り組みで、にわとコが出会ったのは、困りごととしての空き家、特に市街化調整区域にある空き家を手放したい所有者と、そんな郊外での暮らしを望み、空き家を求める人たちです。
これらを丁寧にマッチングしていけないだろうか?と日々、空き家ごとに異なる課題に取り組んでいるところ。

同じ協働労働をする先輩として、ワーカーズコープ連合会の山形事業所である、山形市の陽だまりさんと酒田市のこもれびさんの事例も紹介させていただきながら、労働者協同組合の特徴である、組合員の意見を事業に反映させていく工夫を中心にお話しさせていただきました。


昨年末に空き家法の改正があり、空き家管理へのニーズが高まるだろう、そしてそれを地域の仕事にしよう!という目的で始めた事業です。
しかし、活動する中で掴んだ、空き家所有者の困りごとを解決に導くには何をすれば良いのか、を話し合いながら事業を進めていったところ、空き家を掘り起こし、空き家バンクにも登録を促しながら、求める方にも情報提供をしていく、というマッチングが今は主な仕事になっています。
管理されていない空き家に困っているのは、もしかしたら所有者よりも近所の方かもしれません。アプローチの仕方を工夫し、空き家管理を地域の仕事にする仕組み作りには、変わらず力を注いでいきたいと思います。


報告するにあたり、この年末に改めてこれまでの活動の振り返りをする良い機会となりました。
山形経済社会研究所の皆さまに感謝申し上げます。














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