＃92　プンちゃんへ。ママからのメッセージを送ります　

こんばんは！
昨日、正式譲渡となったプンちゃんへ
最後のメッセージを送りたいと思います

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プンちゃんへ

あなたとの出会いを思い出しています
不思議な出会いでした

あなたと会ったのは
お外の地域猫さんのための餌場

通常は、ご飯を器に入れて
そのまま帰るだけで
そこで猫さんを見ることは
ほとんどありませんでした

ある夜
その場所に
ひょっこり、あなたは現れました
あの時は、本当にビックリしたんですよ
だって、普段は猫さんは姿を見せないのに
突然、子猫ちゃんが現れたから
しかも、探していた猫さんではなかったから

私が器にご飯をカラカラと入れると
あなたは、すぐに寄ってきて
なんの躊躇もなくムシャムシャ食べ始めて
それもビックリしました
この子は人間怖くないんだなって

それからは
毎晩、あなたに会うのが楽しみで
ご飯持って餌場に向かいました
毎晩毎晩
夜１０時半
だいたいその時間に行くと
あなたは待っていてくれましたね
どっかに隠れていて
器にカラカラってご飯を入れると
ニャン♪って言って
出てくる
そして、ムシャムシャ・・・
その様子が可愛くて可愛くて

待ち合わせは夜１０時半
なんて、勝手に約束して
また明日ね！
バイバイなんて言いながら・・・

一回だけ
夜の待ち合わせ時間に行ったのに
あなたがいなかったことがありました
その晩は
ご飯だけ入れて帰りましたが
心配で心配で
気持ちが落ち着きませんでした
どっかで倒れているんじゃないか
何かに襲われたんじゃないか
ってね

次の日の昼間
あなたを探し回ったんですよ
でも、どこにもいなくて
ガッカリして帰ってきたことを覚えています
でも、その１回だけ
夜にまた行ったら、
ちゃんと会えましたよね
あの時は、本当に安心しました
一体、あなたは
あの時どこに隠れていたの？

２週間ぐらいしたある晩
いつもカリカリを入れていた器が
なくなってしまって
仕方なく家に取りに帰ったことがありました
それでも、あなたはその場で
おりこさんで待っていてくれましたね

でも、次の晩行ったら
また器がなくなってしまっていて
困ってしまって
また家に何か器を取りに帰ろうとしたら

待って！行かないで！

って鳴きながら
私の後を追いかけてきて
ついてきちゃったんでしたね
道路渡って・・・
私の車まで・・・
そんなあなたのことを

置いていけなかった

置いていけなかったよ

それが運命だったのかもね

私はあなたを抱っこして
車に乗せてしまいました
そして、家に連れてきちゃった

あの時
誰かが
器を捨てなければ
お外でご飯をあげていただけだったかもしれない

プンちゃんがお家に来て
たくさんの思い出ができました
一緒にいたのは
実はたったの２か月ぐらいだったのに
心に刻まれることが
たくさんあったように感じます
天性の人懐っこさなのかな

あっという間に家の中に慣れて
他の猫さん達ともすぐに仲良くなって
好奇心旺盛で
活発で
甘えん坊で
食いしん坊で
何にも動じないような天真爛漫な性格

後から来た黒猫ちゃん達が
とっても臆病で
シャーシャー言うので困っていたら
あなたが助けてくれました

黒猫ちゃん達に
ママは怖くないよ～って
教えてくれたんだよね
私と黒猫ちゃんとの仲介役も
見事にやってのけました
ありがとうね
あなたのおかげです

プンちゃん！
あなたは本当に素晴らしい猫です
こんなに気立てが良くて
優しくて
可愛くて

ずっとのお家が見つかって
本当に良かったです
優しいご家族様に巡り合えて
幸せになりましたね

これからも
ずっと
ずっと
お幸せに♪

プンちゃん！あなたに出会えて本当に楽しかった
たくさんの思い出をありがとう