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消えゆく行事を探して“日本絶滅危惧行事”

突然ですが、日本の“行事”をいくつ知っていますか?

ハロウィン、クリスマス、バレンタインデー、お正月、節分、母の日、父の日・・・なんて数えていくと、だいたい月に1,2回、だいたい20行事くらいかなぁ。なんて思いますよね。そもそも気にしたことがない、なんて人がほとんどだと思います。

私自身そうでした。でも、ふとしたことから行事が気になり、三省堂の「年中行事事典」を開いてみてびっくり。
事典に載っている行事は、なんと300を超えていたのです。そして、その多くが、消えつつあるということも知りました。
ということで、絶滅の危機に瀕している行事のことを、ご紹介します!

絶滅の危機に瀕しているかどうかを判断するために、Googleで検索されている数を調べてみました。使用したのは、Google広告のキーワードプランナーというツールです。各行事名の月間平均検索数を出してみると、月間の検索数が100に満たない行事が300行事中、約80もあったのです。(月間検索数が最大100というのが多いか少ないかについては、それぞれにご意見があるかと思いますが、1日3,4件の検索数しかないと考えると消えつつあるだろうと判断しました。)
しかも、そのうち半数は、月間検索数が最大10件。つまり、ほぼ絶滅しているのではないかと思える行事だったのです!

1000万回の最大検索数を誇る「高校野球」を皮切りに、100万回の「クリスマス」「ハロウィン」「母の日」と続きます。青、グレー、白色の行事は聞いたことがあるものが多いと思いますが、ピンク、赤になっていくとどうでしょうか。聞いたこともない行事が多いですよね。

三省堂の年中行事事典は、読んで見ると本当に面白く、私が特に気になった行事をご紹介します!

ハロウィンが終わったと思えば、街はすぐにクリスマスの装いになりましたね。盛り上がる行事の影で、消えゆく行事もある。そんなことを感じるとともに、行事そのものは消えていくかもしれないけど、その根底にある、周りの人の幸せを願うこと、感謝することは今も変わらずあって、大事にし続けたいなと思いました。

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