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今年の1年を振り返る

みなさま、こんにちは。

今年も早いもので残り1週間となりました。本日は私が風邪をひいてしまい自宅に篭ってますので久しぶりにnoteを更新することにしました。

  1. はじめに: コワーキングスペースとモデルガーデンの展開経過について

  2. コワーキングスペースの振り返り: コロナ禍での課題と結果

  3. モデルガーデンの成功事例: 予想以上の成果とその理由

  4. 今後の展望: モデルガーデンの更なる発展と新たなチャレンジ

1.はじめに

事業再構築補助金を利用して始めた新事業であるコワーキングスペースですが思ったほど会員数は伸びずにいます。それどころかカフェと勘違いして訪れる人が多く「コワーキングスペース」という言葉自体、あまり浸透していないようです。
それでも感度の高いベンチャー企業の社員さんや保険の営業の方の契約の場として使っていただくことが多く、その他のイベント事にも重宝している印象です。

カフェと勘違いして来られる方々にはこちらの周知の仕方が下手くそで申し訳ない気持ちでいっぱいになります。カフェ文化の根強さを感じる部分でもありました。また、それに合わせて集客方法の新しい道も見えてきました。

コワーキングスペース比べて本業であるモデルガーデンとしては最初は認知されるのに苦戦しましたが蓋を開けて見れば顧客層の変化、採用戦略面と想像以上の結果となりました。元々はモデルガーデンのみでコロナ前に計画していた事業でもあったのでこれがうまくいかなかったら心が折れていたかもしれません…

2.そしてこの一年で見えてきた課題と結果

先述したように地方ではコワーキングスペースという言葉はなかなか馴染まずにいます。先日もお笑いタレントであり絵本作家のキングコング西野亮廣さんの会社が運営されていた東京五反田にあるコワーキングスペース「ZIP」を閉じるというニュースも目にするほど。都心でありながら著名人が運営するコワーキングスペースでも閉じてしまうのかと少し驚きました。

実際にNItoWAに訪れた人の中で「場所をわざわざ予約するならスタバかファミレスに行く」と言われたこともあれば「カフェなら行きやすいのに」と言われたりもしました。
その他にもいろいろご意見をいただきましたが、その中で見えてきたものはコワーキングスペースを利用してもらう前に幾つかのステップをアイドマの法則的な要素を設ける必要があると打開策が見えてきた瞬間でもありました。

実施したことは以下の通りです。
・予約なしで1時間から利用できる
・Wi-Fi、プリンター、オリジナルコーヒーを全てFREEに
・イベント企画による認知向上
・YouTube広告

停滞していた前半戦、これらの施策のみで後半戦は利用数に変化が見られ始めました。
結果として集まってくるフィードバックも質が変わり始めました。

居心地が良すぎるので仕事以外でも使いたい。なかにはこんな意見もありました。

仕事だけの場ではなく、遊びもできるコワーキングスペースとしての展開は庭の付加価値をさらに高めるかもしれない。そんな期待と課題感を持って来年は遊びにも目を向けて展開することを目論んでます。
また、カフェとしての要素を入れられないかと模索してもいましたが、ゲストバリスタという形で土日に展開することを企画しています。

1年間走らせてみてようやく方向性が見えてきたといった感じでしょうか。
来年はNItoWAならではのコワーキングスペースの価値を創出する1年にできたらと思います。

3.それとは真逆の結果となったモデルガーデン

コワーキングスペースと同様に認知されるまでに時間がかかったモデルガーデン。
こちらに関してはHPに施工事例を載せるだけでも十分な反応は得られてはいましたが実際に展示物を作ってから認知されるまで半年から1年はかかると諸先輩方から言われてましたが例外なくうちも時間がかかりました。

覚悟はしていましたが、物価高も重なり、問い合わせがなかった半年間は気が気ではなかったのが正直なところです。

ですが怪我の功名か、問い合わせがなかった半年間は社員が増えたこともあり、これまでお待たせしていたお客様に集中することができ、庭づくり最長2年待ちは一気に解消されました。

そこから徐々に認知され始め、モデルガーデンの見学として訪れるお客様の反応は思い描いた通りでした。

画面越しに見る施工事例では良いなと思っても欲しいまで至らないと以前から言われていましたが、実際に見学を通して庭に出て過ごす体験してもらうとお客様のイメージが鮮明になり、庭があることで自分の暮らしに幸せな未来を想像させてくれる。
この流れが作れたのかなと感じました。

また、昨今ではこのタイミングでバイオフィリックデザインというワードが出てきたこともあり、法人様からのお問い合わせもいただきました。
コロナ禍を経て緑がもたらしてくれる嬉しい効果は皆さんが本能的に気づき始めているのかもしれません。

バイオフィリックデザインとは、建築やインテリアデザインにおいて、自然を視覚的、触覚的、聴覚的に感じられるようにすることで、自然とのつながりを高めるデザインのことです。

バイオフィリア仮説によると、人間は自然とつながることに本能的な欲求があり、自然と触れ合うことで、心身の健康やパフォーマンスの向上につながるとされています。バイオフィリックデザインは、オフィスや学校、病院など、さまざまな空間に採用されています。

オフィスにおいては、従業員のストレス軽減や創造性の向上、生産性の向上といった効果が期待されています。

学校においては、児童・生徒の学習意欲や集中力の向上、ストレス軽減といった効果が期待されています。

病院においては、患者のストレス軽減や回復促進といった効果が期待されています。

バイオフィリックデザインは、人々の心身の健康やパフォーマンスを向上させる、新たなデザインの可能性として注目されています。

Google bardより

4.モデルガーデンの更なる発展と新たなチャレンジ

コワーキングスペースと重複する部分がありますが、ガーデンライフを体験できる場所として様々な取り組みを計画中です。

先述したようにゲストバリスタとしてバリスタさんをお招きして間借りカフェとして展開。
自社でのワークショップと他社をお招きしてのワークショップ。
働く空間以外に遊べる空間としての企画、フォトウエディングの会場などなど。

この冬はいろいろとアイデアを掘り起こす期間にできたらと思います。
個人的にはモデルガーデンの植栽をスケールアップしていくことが楽しみです。

それではまた。

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