夏、2020。
美容師さんと共に、
人生初の御祈祷に行ってきました。
大きな鳥居を車でくぐる所から始まり、
駐車場に止め、外に出る。
山なりに見える遠くのお社に向かう道は、
アニメのような緑のトンネルが風に揺れ、
セミの鳴き声が心地よいBGMになってる。
通された空間は、サマーウォーズのリビングのような畳の部屋。
正座で行かなければ
と、誰に言われたでもなく座ったが最後。
見事に立てなくなったのは言うまでもない。
部屋を移ると、
他の方が賽銭を投げる先の部屋。
正座を諦めた僕は、はなからあぐらだったが、
シャツとタンクトップをすり抜けて流れる背中の汗を感じる時は、
それこそ、意識が集中している感じがした。
気付いたら終わっていて、
一粒万倍日というありがたい日だったにも関わらず、
御祈祷にも、その日ということにも、
性格上、何も感じることがなく、
ただただ夏らしいことをしたということに、
一番満足感を感じていた。
トンボ帰りではあったが、
今年一、夏らしいことをした1日だった。
もう20日。
8月が終わる。
若者のすべてと、セプテンバーさんが聴きたくなる。