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読み放題対象「“終わりなき日常”を生きられないアベガー」
(はじめに)
「安倍の選挙遊説中に言論を暴力で圧殺した暗殺者山上徹也の礼賛映画トークショーに嬉々として出演した宮台真司さん」を襲った犯人が1日も早く捕まることを願っております。卑劣な言論への暴力を許すな!
某漫画家の「でかした山上様」発言に拍手した言論人であっても、たとえその元日本赤軍の監督映画トークショーが「言論の自由よりも安倍の殺害が優先する!テロ万歳!」として”機能”しても、それが言論の枠組みの中で行われているのならば「言論の自由」なのです。だから私は宮台氏には反対だが、彼の言論は全力で擁護する。以上は大前提として読んでくださいネ。
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それは現代の寓話のようなお話だ。
前世紀末にオウムのテロ事件をうけて「終わりなき日常を生きろ」とかいってたシャカイガクシャが、「終わりなき日常」に耐えられず、すっかり「アベガー」になっちゃっていた……。
なにをいっているわかわからないと思うが、私もわけがわからない。だが、安心してほしい。どうしてこうなったのか、これからスッキリ解説する。現在の宮台真司氏に対しては、マスコミも言論人たちも全然、批判を語ろうとしない。そこでニワカが書くことにした。以下は実際に宮台氏がどのような発言をしたのかを検討しながら、なぜ彼は「こんななっちゃったのか」明らかにする。
宮台氏が東京都立大学のキャンパスでなにものかに襲撃された。この襲撃犯人について見覚えがないということから、犯行は個人的な怨恨というよりも、思想的なものである可能性が高い。
もちろん実際には、犯人が一体、何を考えて宮台氏への襲撃におよんだかなど誰にもわからないことだが、要するに「著名な言論人が、学問の場である大学のキャンパス内で襲われた」という事実は、言論を萎縮させるような意味をもっていることは間違いないだろう。
宮台氏自身も、「僕が暴力にびびって発言の色をかえるとかトーンをかえるみたいなことがあったら、なんだ結局、言論界といっても所詮あさましくヘタレがポジションとりするだけだろう、やっぱり思われてしまう」(Arc Times 言論界隈はビビってないか)などと語っている。
だが、このように退院後に、「テロをしたって言論界隈は変えられないよ」などと「言論への暴力」の「被害者ポジ」でヒロイックに語りはじめようとする宮台真司氏であるが、多くの人にすっかり「道化」にみえてしまっていた。
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なぜって?
その理由はとりあえず置くとして、退院した宮台氏はあまりに自己をとりまく冷ややかな空気に「必死」である。
貴重な時間を浪費し、ひたすらネットにかじりつき、自分に敵なすと考えた(?)声の相手に全然文脈もなにもおかまいなく、「統一教会ズブズブ&五輪疑獄が顕在化した。安倍の死以前にそれを問題化できない日本人の劣等性を何とかせよ」からはじまるスパムを送りつける壊れた人形となってしまってる。その姿は多くの人の「哀れみ」をかっているようだ。
すごいな宮台真司さんの安倍のテロ翼賛映画に出演したイベントのビデオをみてるんだが、「日本人の劣等性」とか「国民性」とか留保なくつかっていて、このひと、まじで「社会学者」なのか?ってレベル
— ニワカは相手にならんょ (@naranyon) December 23, 2022
宮台:安倍の死で瓶の蓋が取れて統一教会ズブズブ&五輪疑獄が顕在化した。安倍の死以前にそれを問題化できない日本人の劣等性を何とかせよ
— 宮台真司 (@miyadai) December 23, 2022
瓶の蓋が取れて統一教会&五輪疑獄が顕在化=単なる機能的な事実
安倍の死以前にそれを問題化できない劣等性を手当てせよ=そうした事実を反復させない処方箋 https://t.co/WgwJyM2oMv
なんで宮台さんこんなコピペを必死に繰り返すアレな人形になってしまったんだろう。安心して。徹底批判したnoteかきますからご期待を https://t.co/0PSCxdKlls
— ニワカは相手にならんょ (@naranyon) December 23, 2022
え、これ本人なの?
— 💙🧡ベッカー💙🧡 (@kamiyubiataka) December 23, 2022
はい、本人。
— ニワカは相手にならんょ (@naranyon) December 23, 2022
見ての通り、誰にでもスパムを無差別投下している。
私は、いささか宮台氏の精神状態が心配となるが、もはや、大学キャンパス内でおこなわれた襲撃による身体的な損傷よりも、彼の過去の言論がそのまま自分に跳ね返り彼自身を精神的に蝕んでいることのほうが大きいのかもしれない。現在の彼は、ひたすら自分の名前でエゴサーチしてスパムを送りつけているbotと化しているのだ。宮台氏的には、「自分は山上を美化していないのに!こいつら知能が低すぎる!」的なものだろうが、しかし彼は完全に取り違えている。このすれ違いはどこから生じるのか。以下しっかり解説する。
さらに氏の「必死感」を際立たせるのは、ひたすら、そんなスパム行為を称賛する自分のファンネルたちの「バカには、宮台先生の真意が読めていないんですよ!」「やはり日本人の3人に1人は日本語が読めない」というような「宮台尊師が理解できないのは愚民」系の「耳触りのよい」ツイートをひたすらRTしていることだ。エコーチェンバーたちに囲まれて幸せになる。なるほどなるほど、「自分以外みんなバカの中で空疎な信者に囲まれて幸せになる」――これが宮台先生自身のいう「空っぽな人間たちがぶざまに蠢いている日本人の劣等性」とかいうやつなのだろうか。先生の自己批評性の高さに、感心してうなることしきりである。
上記ツイートに書いたように、私は正直、一応は社会学者を名乗る人物が、「日本人の劣等性」とか「(価値観がなく流されるのは)地政学的に裏付けられた日本人の国民性なんですよ」などと、わかった気にさせる概念をこんな安直に使うことに驚嘆したのだった。「○○人の劣等性」とか「国民性」という非常に取り扱いに慎重にならねばならない言葉を、仮にも社会学者が留保なく「それらしく」バンバンと振り回す時点で、彼の学者としてのレベルが問われる、という当たり前の話だ。
この宮台真司氏が「国民性が~日本人の劣等性が~!」などといいだすのは、
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ニワカ式note リベラルは窓から投げ捨てよ!
優しいネトウヨのための嬉遊曲。 おもしろくてためになる。よむといいことがある。
和菓子を買います。