【読み放題対象】「女性が本気で怒れば自民党は壊滅します」というタグを見て、私は怒りと悔しさで涙がとまらなくなりました!~怒るものとして女性表象~
以下のnoteの応用編です。
「女性はすぐ怒り、感情的で使いにくい」のような偏見が構造的な人事上の不平等の一因になっていても、それにまた抗議するために、「私達は怒ってるぞ~!」と言い出す。なんという負の再生産でしょうか。
現代の女性問題では、「女性が本気で怒れば」「女性は怒ってもいい」なるタグによって、「怒り」の全肯定がおこなわれ、「怒り」によって連帯します。なぜ「フェミニスト」たちは「怒る」ことによって抗議するのか。「怒り」のメカニズムから、彼女たちは別に、「それが本当に腹が立つから怒っているのではない」。むしろ「怒れるものを探し怒るために怒っている精神状態」なのではないか。
そして、この「怒れる女性」という抗議の表現方法は、たとえば「女性は、よくわからない非論理的ないいがかりをつけ、怒りで意見を通そうとする存在」とする最悪のジェンダーロールを固定します。そしてそれこそが「それは女性を傷つける表現だから公共の場所から排除すべきだ」という理論が適応されるべきではないか。
フェミニズムを応用すればフェミニズムの抗議表現こそが「社会から排除されるべき表現」となる。つまり、「フェミニズムをもってフェミズムを自壊させていく」試みが、こちらとなります。
読み終わった時には、現代の猖獗を極めるSNS上のフェミニズム対してモヤモヤしていた「これは違うんじゃないかなあ」という思いがスッキリするはずです。フェミニズムに疲れた貴方へ送る本格的な「フェミニズムの怒り」批判の決定版。
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