読み放題対象「鏡のない国のアリス」
今日も今日とてネット世界には「おまえのことだ」や「鏡みろ」といった言葉が溢れかえっている。どうしてそんな言葉が生まれるのだろうか。
この言葉が生まれるのは、簡単にいえば「私は○○な人です」とアピールする人間とは、むしろ真逆な人間であることが多いからではないか。だから「怒り」や「笑い」を買ってしまうわけだ。
たとえば「私は人よりも共感する能力が高く、人に寄り添うタイプです」と自己分析している人とは、だが、実際には、その正反対で「他人の気持ちがまったく思いやることができない」