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10/28 死についてのハドル最終回【第8回 音楽と死】まとめ

サムネはコチラから引用。

前回。

ハドルとは。

Slack内のZoomみたいなもん。

BGMにどうぞ。


やってきました1クール最終回。

このシリーズの言い出しっぺでダブルMCを務めてくれた まおりさんがゲスト。
NO MUSIC NO LIFE 言うてどんなハドルになるか楽しみにしてた。

そもそもどうして死ハドルしようと思ったの?

問うと まおりさんはこのnoteのことを話した

眠れない夜に国際電話で繋がった友A。お互いギリギリの命に火を灯しあった過去。


第1回を見直したら同じ質問してた。

ちゃんと死ぬためには、ちゃんと生きねばならない。この言葉をまおりさんは気に入ってくれたのか、死ハドルをやっている「生きる部屋」の紹介文にいつも使ってくれていた。


テーマに音楽を選んだ理由は?

小さい頃から音楽の力に救われてきたし、友Aが居なくなった世界で命を繋いでくれたのも音楽だったから。音楽が無かったら死んでたのではないか。

まおりさん談

歌詞もメロディーもリズムも好き。呼吸を整え、外れた軌道から戻してくれる。寄り添ってくれる。

ほぇ〜すげ〜なぁ、僕は音楽そんな好きじゃない(普段まったく聴かない)し、そんな体験は無……と言いかけて高校時代にハマった初代グランドイカ天キング「FLYING KIDS」を思い出す。(たぶん)発達障害グレーで生きにくかった僕を救ってくれたのは彼らの音楽だった。夢中でファンレターを書いて送った記憶がある。(のでBGMには僕の趣味で貼らせて頂きました。まおりさんが当時聴いてた音楽も色々あるんだけど〜w)

そういう人は多いのだろう。

インターネットのなかった時代。

雑誌付録の歌本に載っている歌詞を写経(笑)しながらメロディーを想像したり、テレビやラジオなどからカセットテープに録音したりという懐かしい話をする まおりさん。

幼少期はカラオケを持っている親戚の家に集まって歌ったりしていたという。

にわか「どうだった?楽しかった?」

まおり「楽しそうでいいんじゃないかしら、という感じ」

にわか「いやwどうなん?楽しかったん?」

まおり「いや〜〜平和でいいなって…」

にわか「自分がないじゃんwwwww」

まおり「え?」

にわか「はよ終わらんかな〜とか思ってたのか、めっちゃ楽しい!て思ってたんか、どうなん?」

まおり「いや…カラオケやってるあいだは平和だったから………え………自分が………ない?」

少し深堀りしてみると「親の機嫌次第の生活」という言葉が出て来た。自分の感情に蓋をしたアダルトチルドレン。そんな まおりさんが音楽に救われていく過程を聞いてみた。

小学生の頃からCDなど買ってた。

大きなお姉さんとかがいる友だちの家にはレコードとか沢山あり、その影響かもとのこと。アイドルを真似て歌って踊って、、、

「それって、ただ楽しいからやってるの?それともその時代から【救われてた】の?w」

僕も小学生時代、周りの女の子達は歌ったり踊ったりしていたが、何が楽しいのか分からんかったから聞いてみた。

「救われてたかも」
「マジかwww」
「発散というか」
「あぁなるほど。あいつら、皆そうなん?」
「あいつらってwそれは知らんけど」

小学生にわかーずの問い。

「発散」か〜。そういえば小学生の僕は缶蹴りの缶を思いっきり蹴っ飛ばすのが好きだった。たとえさいごの1人になろうとも。

音楽を趣味に持つことは、誰かと繋がりたかったからではないかと まおりさんは自己分析する。「わかってくれる人いないかな」と。

「音楽の好み」は友情の柱の1つであるとダンバーさんも言っていたので小学生まおりちゃんは正しい。

中学・高校時代、そして20代。

まおりさんはハードロックにハマっていく。メロディとリズムによる、やはり「発散」の方向へ。曰く「感情で殴られて付けられた、ヘドロを洗い流す」感覚だったという。

そして20代、冒頭のまおりさんのnoteの時代、もっとも死に近づいた時に聴いていたのはR&Bだったらしい。くわしく訊ねると洋楽だったので知らんけどw。

「歌詞がわからんくても関係ないの?」って僕は詞が好きだから思っちゃうんだけど、そもそも詞のない音楽もあるし気持ちもわからんでもないけども

と先に話したそれがR&Bにあったのだろう。たしかに音は洋楽のほうが良いしなぁ。

死線を乗り越えた今。

まおりさんは音楽になにを求めてるのか聞いてみた。曰く「栄養。ごはん食べてるようなもの」と。なるほど、死ハドル第5回ゲストかとうさんの「本」とおなじだねぇ。

そうかぁ〜。

先に書いたように僕は音楽がそんなに好きじゃない。中学で吹奏楽を選んだのは家族の影響だし大学まで続けたのは「音楽」よりも「仲間」「居場所」を求めてたように思う。

その後ロックにハマってバンドをちょっとやっては解散し、最近15年くらいぶりに歌い始めてギターも買った。それでも「音楽が好き」なわけではないと思う。

そんなことを考えていたら、まおりさんから「鼻歌が自然にでる」という話がでて「それだ!」となった。僕は鼻歌が歌いたい。鼻歌ってのは、おそらく「ご機嫌」だから出てくるものだ。体から、自然に。僕は気持ちよくなりたい。ご機嫌に生きて、死にたい。

それは僕の中では「音楽」とはちがうものだと思っている。日本の音楽シーンでは誰でも彼でも「アーティスト」と呼ぶが、僕は大半は「ミュージシャン」だと思っていて、鼻歌を音楽に昇華できた人だけがアーティストなんじゃないかなと思ってる。

僕は鼻歌が歌いたい。音楽を「やろうとすな。」そう、相手を倒そうとしない合気道なのである笑。

死についてのハドル番外編ゲストのマツリさん。

「音楽は魔術」と、まおりさんは言う。

わかる。僕は「音楽は卑怯」だと思ってる。これは昔お笑いライブを観たときに幕間にミュージシャンが出てきて会場を一体にしてしまった次の出番の芸人さんが言ってた言葉w

宗教なんかにも音楽は重要だって言うし、音楽の力はつよい。

「今後、音楽とはどう付き合っていく?」

まおりさんに問うと「自分で演奏したい」「まずは好きな曲を思いっきり弾けるようになりたい」「いつか弾き語りが出来たら」と答えが帰ってきた。

さいごに死ぬ前に言い残したことある?

このハドル定番の問いを投げる。

遺言

定番の問いはもう一個あって、上の問いは僕がよく投げてたのだけど、まおりさんがゲストに投げてた問い「これをやるまで死ねないってものある?」も投げてみた。

すると「え?う〜〜〜〜ん」と悩み始めた。「だよね?そうなるよね?www」と笑いつつ答えを待っていると

そうだよね。その方がいつでも死ねていいかもね。なにか具体的な「もの」があると命への執着が生まれちゃってよくないかもね。

まおりさんが続ける。

「歌い踊り狂え」はBUCK-TICK「幻の都」からの引用。BGMもそれにすべき流れだけど曲調(アラビア調)が合わね〜と思って却下笑。前回(インド)だったらなぁ〜笑。

てなわけで!これにて「死についてのハドル」1期終了です!(2期があるかは不明)

ありがとね〜



次回未告

まおりさんの一言から始まったハドル、目標の8回が終わりました。次回の予定は未定ですが、この「死についてのハドル」が存在したコチラのSlack内の「#生きる部屋」はまだまだ続きます。まおりさんの中には新番組の構想もあり、僕もなにかしら考えてはいますが僕個人はひとまずお休みしようと思ってます。死ハドルのスピンオフ企画の話も2人でしており、コチラは早ければ11月中に発表できるかも知れません。ハドル参加して頂いた方や、ココまで見守ってくれた皆様、ありがとうございました押忍!


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