なみさんと散歩。九段下〜四谷〜桜田門〜有楽町 2022/8/28
鼻歌しがちよね。そこら歩いてる40代の脳内みんなこれでしょ。……でしょ!?
(この散歩記事は、なみさんの個人情報がたくさんでてきます。ご本人の許可を頂いて公開しております。)
我らが読書サークル「三ツ星スラム」のスラム民、なみさんと散歩しました。
はじまりはスラムのSlack内にて。「28日の日曜日ですが、都内でスラム民のイベントありますか?」という、なみさんの質問。
前日の土曜日に複数イベント(オフ会)があり、それに出ることができないからの問いだと思います。この問いに、2分で以下のレスがついてました。
なければつくればいいじゃない
このレスに、なみさんはすぐ反応して「九段下〜飯田橋周辺、コーヒーソフトクリームを食べながら、まったり散歩しませんか」とイベントを立ち上げました。えらい!
上の記事にあるように、なみさんはスラムに入って3ヶ月目。スラムでは3ヶ月までのひとを「新人」とし、新人は「神」であるとされています。変化しつづけバランスをととのえる、とてもよい文化だと思います。
この神の散歩に「今回はお邪魔できません」と反応するひともいたように、前日土曜日にイベントが多いこともあってタイミング合う人がいませんでした。
僕も前日に遊び倒してるしジジイ1人が行くのもどうなんだろう、と手を挙げられずにいました。でも、神の散歩だぞ!?行かんでどうする!いけ!!くらがりチャレンジだ!
神はお赦しくださいました。
遅刻した。
注文システムが分からない。店員さんが「セルフです」と言いながらも手取り足取り、「この中から選んで」「コップはそれじゃなくて」「お金はここにいれて」とやってくれて、後ろの家族連れのお客さんをたいへん待たせてしまいました。
こうなるのが嫌で、僕は知らない店が苦手です。くらがりチャレンジが苦手な陰キャ。コンビニの珈琲すら買ったことがありません。(一度だけ贈与でいただいたことはある)
でも今日はなぜか「えっとどうすればいいですか?」「あ〜なるほど」「ありゃ、すみません」「うあ〜ありがとうございます」が出来て、後ろの家族連れにも「ごめんなさいお待たせしました」と出来て、あれ?平気じゃん、となりました。
終始ニコニコしてればなんとかなる。これも1年弱スラムでいろいろを学んだお陰なんだろなと自分の変化にびっくりしましたけど、ただの躁かも知れん笑。神のお導き。
無事、なみさんと合流。
一度、別のスラム民のライヴでチラと顔を合わせていたのでスムーズに合流できました。
店内も空いていて居心地よく、ライヴの感想やこれまでの3ヶ月のこと、同居人さんとの結婚が近いことなどを話し、入籍予定日の由来は吉日であることと語呂合わせで「永遠の絆」みたいな意味があることを聞いて僕は「へ〜わかれたらどうすんの?笑」と答えました。それに対してなんかゴニョゴニョ言ってましたけど、冗談を言って満足したし他人に興味がない人間なので覚えていません。
そうこうしているうちに珈琲を飲み干したので、いざ散歩にでることに。
おなじ青海珈琲九段下店で奢ってもらった、なみさんオススメのコーヒーソフトクリーム。食べ歩きにもちょうどよいし、たいへん美味でありました。
九段下を歩きながら、話題は最近のスラムSlackに移っていきます。
今日の散歩イベントのきっかけとなった「なければつくればいいじゃない」
そもそもスラム民は特異な人たちだと思っていますし、その中でも新人でありながらイベントにひょいひょい顔をだす人はかなりの変人だと思っています。
なみさんは「つくれば?」にすぐ反応した変な人だと思っていましたが、ご本人は「あの言葉を聞いたとき『どうせやらないんだろ?』って聴こえたんですよね。」と話されていて衝撃をウケました。
おなじ言葉でもウケる人によって全然捉え方は変わる。言った方がいいのか言わない方がいいのか…。そんな問いをあらためてつよく感じました。イベントをやってえらい!
そういえば僕も新人のころイベントをやりましたが、くらがりチャレンジは苦手なハズなのに不思議な風水?と物凄い意思のある人に背中を押されたんだったなと思い出したりしました。
イベントに出たり、やるのはなぜ?
と問うと「寂しいから。」とわりと即答。「それだけ?」とさらに問うと「それだけです!」と返ってきて爆笑しちゃった。
「なにかお願いした?」と問うと「願いって自分がやる!という意思をもたないと叶わないと聞いてから、願う意味もないな〜って感じちゃうんですよね。」と。
おなじだな〜。僕も挨拶と報告と感謝くらいしかしない。「最近は『にわかーずです』て言って帰ってきてる。」というと神は笑ってくださいました。
そろそろ煙草が吸いたい。
飯田橋あたりに着きました。なみさんがこの辺の地理や珈琲店などに詳しいのは、前に働いていたからだそうです。「あのビルの3階に喫煙所がありますよ。」と非喫煙者のなみさんが教えてくれて、少し休憩です。
山の手の内側なんかを歩いていると「なんかたくさんビルあるな〜」「高ぇな〜すげぇな〜」くらいしか思わず横目に通り過ぎますが、人のレンズによって捉え方が変わることをまた感じました。
長くなりましたので、続きはまた。