庭ぐらしポエトリー 「波」
波の顔が変わる
その表情をいつもみてる
美しき島よ
ときに激しく
ときに穏やかに
凪って
時化て
ああ
風は強く吹いている
遠く向こうの地平線だろうか
となりの島の方からだろうか
スピードが速いから
わたしたちはもう、
ついてゆけぬ
ありがとう
さようなら
もつれた足と口
なんとか伝えようとしたとき
それは歌になった
美しい球のように
コロコロと響く歌になった
哀しさと愛しさを
胸に抱きしめながら
今日もわたしは
この歌を歌ってる
波の顔が変わる
その表情をいつもみてる
美しき島よ
ときに激しく
ときに穏やかに
凪って
時化て
ああ
風は強く吹いている
遠く向こうの地平線だろうか
となりの島の方からだろうか
スピードが速いから
わたしたちはもう、
ついてゆけぬ
ありがとう
さようなら
もつれた足と口
なんとか伝えようとしたとき
それは歌になった
美しい球のように
コロコロと響く歌になった
哀しさと愛しさを
胸に抱きしめながら
今日もわたしは
この歌を歌ってる