この家について(2)
古民家なのに、古民家でないか!?
それは、前の住人が、
昭和50年代に大規模なリフォームをしているからです。
それはどんなものか。
ほとんどの部屋が、昭和風の部屋にかえられている。
壁は当時はやっていたらしい、木目のベニヤ板。
濃い色なので暗い印象。
この大きな古民家のまわり3分の1ほどを、縁側がぐるっと通っていたのを、
途中で切り、家の中央に玄関が作られている。
梁はほとんど見えず、
漆喰壁もほとんどない。
もともと、この家は土間玄関で端にありましたが、そこはリフォームで
小さな部屋がいくつか作られていました。
要するに、
「ほとんど昭和の家」
昭和は昭和でも、味のあるものではなく、はっきりいって廃屋。
この廃屋生活が数年続くことになります。