MAD RAT DEAD | ニンゲンどもよ、聞いてくれ。狂ったネズミの耳鳴りを。【感想】
はじめに
『MAD RAT DEAD』をプレイしました。その感想です。
短所でゲームシステムとステージに関するネタバレを含みます。
ネタバレを気にする方は読み飛ばすなりしてください。
内容紹介
ゲーム内容だけでなく、楽曲含めてこその本作なので、PVをみるのが一番良いでしょう。
『MAD RAT DEAD(マッドラットデッド)』プロモーションムービー
あらすじ
研究所のケージの中で一生を終えた実験用ラット、マッドラット。
そんな彼のもとにネズミの神様が現れ、1日だけ時間を巻き戻し「最期の一日」を与えます。
与えられた1日でニンゲンへの復讐たくらむマッドラットは、復讐をなすことができるのでしょうか。
キャラクター
マッドラット
研究所のケージの中で一生を終えた実験用ラット。ネズミの神様に与えられた「最後の一日」でニンゲンへの復讐たくらむ。
ジャンプの落下中に本編でもあまりみないニコニコ笑顔を見せてくれる。かわいい。
©2020 Nippon Ichi Software, Inc.
ハート
マッドラットの心臓。マッドラットが生き返ったら、人格を持って喋るようになった。
マッドラットの耳鳴り(楽曲)を担当している。
コンボが続くと画面左下でサイリウムを振ったりしてるけど、ミスすると無表情になって申し訳なくなる。
©2020 Nippon Ichi Software, Inc.
神様
脚と指がえっち。
ネズミの神様で死んであの世にやってきたマッドラットの前に現れ、時間を巻き戻し「最後の一日」として夢を叶えるチャンスを与える。
ノースリーブだから脇もえっち、という二次創作の隙間が空いている。公式が供給しろ。
©2020 Nippon Ichi Software, Inc.
感想
長所
なんといっても楽曲の良さが一番の売りです。特に各ステージでの楽曲は、マッドラットの心情やストーリーの状況を表しており、より深く没入感を得られます。ほんとに楽曲とストーリーが相まって熱くなるんですよ。
また、疾走感がある楽曲のステージでは、ゲーム側もスピード感のあるアクションになっており、楽曲とゲームでの一体感でマッドラットのノリノリさを感じられます。
公式から公開されている中で私の好きな楽曲は「MAD RAT HEART」、「Ghost of Culvert」です。
「MAD RAT HEART」は購入したきっかけでもあり、イントロからかっこよく印象に残る楽曲です。
「Ghost of Culvert」はステージの面白さと楽曲の良さからプレイしていて好きになりました。
このほかにも良い楽曲が多く、リズムゲームとしてプレイしながら好きになることが多かったです。
2Dアクションゲームとしても骨太で、時間巻き戻し機能によってリトライ性が高く、ストレスなくプレイできます。
ストーリー面では、マッドラットとハートの二人が明るい性格をしており、ストーリー中で不穏な空気が流れても、あまり気にせずプレイできました。
その他にもリズムゲームということもあり、楽曲の変調や難解なビートによっても難易度設定が行われています。この楽曲じゃなかったらクリアできるのに!!と苦しまされ、楽しかったです。
おのれ、かめりあ!!
短所
消える足場がギミックとして出現するステージが軒並み難易度が高く、音楽もビートが合わせづらい楽曲になっており、かなり詰まりやすいポイントになっています。
特に時間制限が厳しく、少しでもタイムロスを減らすため、他のステージでは自動発動で十分な時間の巻き戻しを、消える足場から落ちる、ビートのミスによる行動失敗などのキャラクターコントロールのミスが発生した時点で自主的に発動を行う必要がでてきます。
この消える足場が体験版のステージに含まれていないのもいやらしいです。何度かゲームを投げようと思うくらい辛かったです。
ネタバレになりますが、消える足場が含まれるステージは少なく、3ステージしかないのが救いです。
おわりに
ストーリー、ゲーム性、楽曲、どこをとっても大きな欠点のない良作でした。サントラ付きで買わなかったことを後悔しています。どうやらサントラの一般販売に向けて動いているようなので座して待ちます。
惜しむらくは、難易度が高く人にオススメしづらいことでしょうか。せめてイージーモードで時間制限の撤廃、もしくは夢パワー(緑の三角形)でのタイマー回復量増加があるとよかったですね。
参考・引用
MAD RAT DEAD(マッドラットデッド) | 日本一ソフトウェア
https://nippon1.jp/consumer/madratdead/
©2020 Nippon Ichi Software, Inc.
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