劇場版 呪術廻戦 0 | 愛と呪いの物語【感想】
はじめに
『劇場版 呪術廻戦 0』を見てきました。感想を書きます。
映画『劇場版 呪術廻戦 0』、本編『呪術廻戦』のネタバレを含みます。
あらすじ
感想
乙骨憂太がかっこいいんだよ!
『純愛だよ』に至るまでのプロポーズが好きなのですが、緒方恵美の演技によって更に魅力的なシーンになりました。特典冊子である『呪術廻戦 0.5』で中村悠一も印象的なシーンとしてあげていました。みんな純愛すきだよな……。
放映前はPVでシンジくんっぽいなと思っていましたが、いざ映画を見てみると全く違っており、乙骨憂太の光の陰キャ感を感じられて良かったです。
このシーンとか人格が光すぎる。伏黒が尊敬する先輩にあげる理由がよくわかります。あと、ここの真希さんの私服、色がつくとめちゃくちゃかわいくなる。すごい。
でもこのシーンだけはシンジくんがちらつきました。
『シンジ 分かんないよ!』で検索したら、似た勢いで似たような台詞の動画がヒットしました。乙骨憂太に似た成分、いつでも補給できんじゃん。
戦闘作画も非常に良く、こんなに動くことあるぅ!?ってくらい動いてました。近接戦闘と真希さんのクルクルは映像映えしますね!
このシーンにクルクルアクションが追加され、すごい…一振りで、に矛盾が発生するくらい動いています。
PVでも見れるので是非ともご視聴ください。
ちなみにPVをコマ送りにしたら最後の一振りで全員斬っていたので、一振りで正しいです。三回転くらいしていたのに矛盾していないのか……。
個人的には、乙骨憂太と狗巻の共闘シーンと乙骨憂太VS夏油の戦闘シーンが好きです。
また、演出面の強化も多く、乙骨憂太の自己紹介では、乙骨の一歩ごとに異様な気配が迫る描写が追加されていました。そりゃあ全員、戦闘態勢になりますわ。
『呪術廻戦 0』は呪術廻戦本編の入門編としてもおすすめですが、このシーンの五条先生は熱演すぎて新規勢が裏切りを予感しそうだなと思いました。声色が完全に悪人のそれ。
このシーン以外の演技でも、夏油と話すときは本当に親友と接するような声だったり、ミゲルの戦闘でのイラついた声だったりと、多彩な演技が見れます。こう見ると五条先生は感情豊かな人物ですね。
ここまで五条先生をイラつかせたミゲルの勇士も追加されています。鮮やかな黒縄さばきを映画館で見よう!
この他に印象的なシーンとして、アニオリかもしれませんが、乙骨憂太が夏油を殴るシーンでは黒閃が発動していました。成ったな。
これで死んでないのおかしいだろ、夏油。
また、黒閃絡みで七海建人の戦闘が追加されており、伝説の4回連続黒閃を達成した瞬間が映像化されました。
周りの呪術師がやられていき、絶望が漂う中、『ここは私が』で4連続黒閃は惚れちまうよ…。あんなの見たら周りも黒閃でちゃうよ…
京都高専組の戦闘も追加されており、本編にはあまりないチームで呪霊を祓うシーンが見れます。
東堂葵は相変わらずですが。『不義遊戯』使えよぉッ!
ところで東堂葵、高田ちゃんの特別番組の情報で『縛り』を設けて呪力の底上げしてない?
……ほんとにできそうで困るな東堂。
おわりに
『劇場版 呪術廻戦 0』に求めていた最高の作画の戦闘シーンと『純愛だよ』を筆頭とした乙骨憂太が見れたので満足です。呪術廻戦本編を含めても、『呪術廻戦 0』が一番好きなストーリーで映像化されて嬉しいです。多分、ブルーレイも買います。
『劇場版 呪術廻戦 0』は呪術廻戦本編への導入としても完璧なので、他人への布教を生業としている方は今がチャンスではないでしょうか。
また、映画だと里香ちゃんの光の側面しか描かれていませんが、マンガだとおまけページに激重プロフィールが載っています。指輪の出どころとか。生きててもヤンデレヒロインだろ、里香ちゃん。
みんなも買いましょう、マンガ版『呪術廻戦 0』。
呪術廻戦本編で『リカちゃん』が出てくるけど、プロフィール通りの性格なら成仏した後に、乙骨憂太の元へ本人(呪霊)が現れてもおかしくないと思いました。
来ちゃった、憂太❤
参考・引用
『劇場版 呪術廻戦 0』公式サイト
© 2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会
©芥見下々/集英社