N.C ティートゥリーエッセンシャルオイル
ティートゥリー精油(エッセンシャルオイル)は、多くの健康への効果を持ちパワフルです。皮膚疾患を癒したり呼吸器に働きかけたり、ティートゥリーオイルは日々の健康維持や風邪予防にとても役立ちます。
この記事では、ティートゥリー精油の由来・効能から使い方までご紹介します。是非、参考にしていただき毎日の生活にティートゥリーオイルを取り入れてみてください。
◆ ティートゥリーとは?
ティートゥリーの精油は、オーストラリアのアボリジニの間で、何世紀にもわたって薬効と防腐剤として使用されてきました。1770年に探検家ジェームズ・クックがアボリジニの人々が肌の不調を治すためにこの植物の葉を使用しているのを観察したことが記録に残されています。
1920年代半ばには、オーストラリアでティートゥリーオイルが商業的に生産されるようになりました。1974年には、ティートゥリーオイルは化粧品に使用する防腐剤としてオーストラリア政府から認可されました。その後、ティートゥリーオイルは世界的に普及し、現在ではスキンケアやヘアケア製品、アロマテラピー製品、さらには家庭用クリーニング製品など、さまざまな製品に使用されています。
◆ ティートゥリーどんな香り?
ティートゥリーは清清しさ・爽快感を感じるシャープな香りです。香りを嗅いだ後は、心も体もフレッシュになります。
◆ティートゥリーオイルの効能
殺菌・抗菌作用
ティーツリーオイルは、殺菌・抗菌効果があります。また、お部屋の消臭やカーテン・クッションなどの布の製品にふきかけて消臭したり、拭き掃除でカビ予防をしたりと日常生活のさまざまな場面で活躍します。
傷のを癒す作用・抗炎症作用
ティートゥリーオイルは、抗炎症作用もあるため切り傷、擦り傷治癒を早める効果があります。その他、やけどや日焼けやニキビケアなどの炎症を鎮めるのにも効果的とされています。その為、スキンケア製品にティートゥリーが含まれていることもあります。
※個人利用の場合ティートゥリーをお肌につけるのは厳禁なので、ニキビ予防目的で使う際はスキンケア商品にティートゥリーが含まれているものを選びましょう!
呼吸器系への作用
ティーツリーオイルは、鼻づまり、咳など呼吸器の不調の緩和にもとても有効的です。ディフューザーなどで芳香浴をしてるだけで、症状が緩和されることもあります。風邪をひきやすい時期に、お部屋に一つ置いておきたい精油です。
◆ティートゥリー こんな時におすすめ!
鼻づまりや喉に不快感がある時に
花粉症・鼻づまり・咳など呼吸器に不快感がある時にティートゥリーはとてもおすすめです。芳香浴で少し使うと鼻づまりがすっきりして、喉の不快感も緩和されます。
風邪予防・ちょっとした体調不良の時に
「風邪ではないけど、ちょっと鼻がむずむずする!」
「ちょっと喉が乾燥してガラガラしているかも….?」
このように、風邪ではないけどちょっといつもより体調がすぐれないかもという時ありませんか。そんな身体の声は是非しっかりと聞いてあげてください。病院に行ったり薬を飲む程ではない体調不良の時にこそ、ティートゥリー精油の出番です!
集中力を高めたい時に
「やることがあるのになんかやる気が出ない」
「机に座ったのはいいけど、やるべきことが全然進まない!」
そんな時は、ティートゥリーの香りでリフレッシュしましょう。ティートゥリーの爽やかでスッキリした香りで、気分を切り替えたい時や終わらせたい仕事がある時にもとてもおすすめです!
◆ティートゥリー精油の活用方法
マスクにつける
喉鼻がスッキリしない外出時やオフィスワークで集中力をあげたい時などにおすすめです!
<使用方法>
シンプルにマスクの外側に一滴つける。たった一滴でも効果抜群でスースーするのでつけすぎ厳禁。また鼻口の位置に直接つけると強力すぎるので最初は少しずらして下の方につけたりするのがおすすめです。
芳香浴
芳香浴は、アロマオイルの香りを部屋に広げて楽しむことです。アロマオイルの楽しみ方として、一番手軽なのがこの方法です。
ティートゥリーの特徴や身体への効能を、一番シンプルな芳香浴がおすすめです!喉鼻スッキリするだけでなく、同時にお部屋の殺菌もできてしまいます。
アロマポットやアロマランプ、ディフューザーなどを使用して、楽しむことが多いですが、購入したりセットしたりと手間がかかるので、お家にあるものですぐできる方法をご紹介します。
<ディフューザーを買わずに芳香浴をする方法>
沸騰させたお湯を任意の器に入れて、精油を数滴垂らすとお部屋中にラベンダーの香りがほんのり香ります。香りの持続時間は10~20分程ですが、すぐにお手軽に芳香浴をお楽しみいただけます。
拭き掃除に使う
ティートゥリーは殺菌作用抜群なので、拭き掃除掃除の時も大活躍です。掃除に使う場合も特別な道具は不要です。
<使用方法>
普段使っている雑巾など拭き掃除に使っているものに、数滴垂らすだけです。あとは普段通り。香りもお部屋に広がるのでしばらっく見た目だけでなく香りもスッキリしたお部屋になります。
ティートゥリー精油を使う際の注意点・禁忌事項
ティートゥリーオイルは殺菌効果などがある一方でとても刺激が強い精油です。
肌に直接つけるのは、他の精油と同様にもちろんNGです。加えて、ディフューザーなどで芳香浴として楽しむ際も入れ過ぎにご注意ください。
使いすぎてしまうと、頭痛などの不調になってしまうことがあります。
ティートゥリー精油のプロフィール
風邪や花粉時期はもちろん、日常的に最も使えるオイルの1つとして家庭に1本置いておきたい精油です。
学名 Melaleuca alternifolia
原産国 オーストラリア
科 名 フトモモ科
抽出部分 葉
抽出方法 水蒸気蒸留法
香りの強弱 強
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