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hukugyouotaku
データのじかんと2024年
2024年が終わるにあたり、今年の「データのじかん」と私との関わり合いについて、簡単に書き残したいと思う。
今年はデータに基づきながらも、「そのデータが現場では本当に反映されているのか」、「データから抜け落ちた情報を拾う」といった目的で取材記事も担当した。
取材とデータを組み合わせることにより、立体感、臨場感あふれる記事ができたように思う。取材記事はあまたあるが、データ+取材というコンセプトの記事は少ない。まだまだ試行錯誤が続くが、どのように発展するか、個人的にも楽しみではある。
本格的な取材記事では京都市バスの「観光特急」が印象的だった。「観光特急」のルートと実際のバス利用に関するデータを組み合わせると、きちんとハマった時はほんの少し感動した。同時にバス車内から、渋滞という根本問題に対する諦めも感じられた。
また、AIやデジタルの専門家でないからこそ、新技術に対する良い意味での素人感も出せたように思える。ド素人が定期的にAIやキャッシュレスを試す、シリーズ記事はあるように思えて、意外と少ない。
キャッシュレスだと、本当に大阪・関西万博のキャンペーンはネタだった。
来年は鉄道以外も大学や街づくりなど、できる範囲で果敢に取材記事にチャレンジしたい。また、大阪・関西万博が開催される。今回の万博は完全キャッシュレスになる予定だ。この万博の成否は日本のキャッシュレス化の成否につながるような気がしてならない。そういう観点からもレポートしていきたい。
あと、今年からChatGPTを使い始めた。ド素人がテキスト片手にChatGPTにチャレンジし続けるという企画もおもしろいかもしれない。
最後に、1年間読んで頂きありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。