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nitsubonome
2019年12月12日 09:08
扉を開けたら闇だった。闇が壁となって口を開けている。その形相には魅惑が漂っている。来る者を阻みながら手招きする。そして、戸惑い。暗黒の壁、とでも言うのだろうか。私は立ち尽くした。暗黒の壁を前に。入口なのか?出口なのか?入るべきか、入らざるべきか。私はその扉を開けてしまった。私は暗黒の壁を見てしまった。好奇心。入れるものだろうか?戻れるものだろうか?暗黒は