漢字テストの勉強法
新シリーズ
具体的指導シリーズ。これは、私が指導した(している)方法を具体的に実行しやすいように書くシリーズです。
前半までが手順。後半がその解説となっています。あなたの目的に応じて、読む箇所を厳選してください。
第一回目はやっぱりド定番。漢字テスト勉強です。問題があらかじめ分かっている一問一答系のテストにも使えます。
手順
目標 :自分でテスト勉強ができる
準備物:漢字ドリル(スキル)、紙(漢字練習帳)
1、ひらがなのページを見る。
※テストの問題がひらがなで書かれているページです
2、文を見ていって、分かりそうか確認する。
3,漢字が分からなそうな言葉はすぐに漢字ページを見て覚える。
4、全部の確認が終わったら、実際に書いてみる。分からなければ、すぐ見る。
※ひらがなのページを見てです。
解説
「なんだ、普通じゃん」そう思われた方もいると思います。でもこの手順には結構細かいポイントがつまっているので、これをきちんと抑えるかどうかで出来が変わります。
〇アウトプット→インプット
「漢字を見てひたすら覚える」ということを繰り返しする子どもがいますが、これは短期記憶といって数分だけの記憶になってしまいます。アウトプット→できないからインプットという流れが非常に重要です。
テストで答えるというのは、頭の中にある言葉を書く行為です。頭の中に言葉を入れるのも大切ですが、頭の中から言葉を出す練習もしてあげてください。
〇始めから書かない
書くという行為は確かに手に感覚が残りやすく、覚えるのに最適です。しかし全部書くと時間も掛かりますし、何より疲れます。疲れると嫌になってしまう可能性が高まります。
〇分からないを感じさせない
「分からない」という状況も子どもが嫌になる可能性が高いです。なので、始めにやることは確認とあえて表現します。これは問題ではないので、分からないという認識にはなりにくい。さらにいざ書こうと思って分からなくても、すぐに見ることにより分からなくて嫌と感じさせないようにします。
間違えた言葉に印をつける方法もありますが、子どもに分からないを感じさせてしまいます。自分から印をつける場合は構いませんが、あまりオススメはしません。
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以上です。お読みいただきありがとうございます。質問、疑問、やってみた感想などがあればコメントしていただけるとありがたいです。
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