なんとなくじゃダメ?
おしゃれ
私はおしゃれが好きです。
こう書くと、流行の服を買っていそうですが、まったく買っていません。というか買うのは今持っている服が着れなくなったとき・・・。
では、おしゃれが好きとは何か。
おしゃれな物。おしゃれな場。おしゃれなカフェ。そういったのが好きなのです。なんかいいんですよね。心地いいんです。
そうなると、「おしゃれとは何か」を知りたくなります。
これを読んでくださっているあなたに聞きたい。おしゃれって何ですか?笑。ぜひ教えてください。おしゃれが好きな私は、本音を言うと服装もおしゃれでいたいんです。
なんか読んだところによると、差し色がいいとか、色を合わせるといいとか、モノトーンにするといいとからしいですね。
でもね、そうやっても私、全然おしゃれじゃないんですよ。雑誌で紹介されている人の服の感じを真似して着ても全然おしゃれじゃないんですよね。なんならまんま真似してもなんか違う。そう、それはキムタクが着ていた服を着ても、キムタクになれないのと同じ笑
他の人のおしゃれって、私のおしゃれとは違う。ハー難しい。
このおしゃれな服のようなことって他のことも同じなんです。おしゃれな場って何?おしゃれなアイテムって何?
おしゃれって言語化できないんです。おしゃれな友人に聞いた回答は「機能美」でしたが、おしゃれから縁遠い私には理解ができませんでした。
だから、私の答えは「なんとなくおしゃれと感じる」です。なんともしっくりこないこの回答ですが、割と気に入っているのです。
言語化。数値化。透明化。そういった科学的で客観的がもてはやされるこの時代だからこそ、この「なんとなく」に惹かれるのは私だけでしょうか。
なんとなくおしゃれって感じる。今日の服装もそれで選択しました。ま、いつもと一緒なんですけどね笑
直感
とはいえ、なんとなくしか手がかりがないので、もうちょっと深掘りして考えてみます。なんとなくってどうして思うのでしょう。
このなんとなくに近いものが「直感」だと思います。直感で選んだものって「どうして選んだの?」と言われても答えにくくないでしょうか。
でも、直感自体は、知識や経験から来る気がします。似たような状況や関連しそうな知識から、脳が即座に判断し直感という形で判断し、決断結果が出てきます。
つまり、なんとなくも、経験や知識を基に脳が判断しているのではないか。なんとなくおしゃれとは、これまで自分が見てきたおしゃれと近しい場合におしゃれと思うのではないか。そう思うのです。
過去の複数の情報から総合的に判断したものが「なんとなく」
このなんとなくっていう感覚。割と大切な気がします。
雰囲気イケメン
雰囲気イケメンと聞いて、どんな感じの人を思い出しますか?芸能人でも身近な人でもいいです。
その人はイケメンではないんですよね?わざわざ雰囲気イケメンと表現しているくらいですから。雰囲気イケメンとはなんですか?どういった要素があると雰囲気イケメンと認定しますか?
服装がおしゃれ?言動がイケメン?生き方がイケメン?
どれもいけてるメンズじゃないですか。ちゃんと考えたらイケメンでいいでしょうよ。でも、やっぱり雰囲気イケメンなんですよね。そこには何があるんでしょう。
この雰囲気も「なんとなく」ってことだと思うのです。具体的にすると、「それってイケメンじゃん・・・」となりますが、具体的にしなければ、雰囲気イケメンとなる。
あ、間違っても雰囲気イケメンを否定していませんよ。実際にもてるのは雰囲気イケメンの方だと思いますし。
「なんとなく」のままにしておくのもいいことかもしれません。
オチが微妙な段落
イケメンだけでなく、だれにでも雰囲気はあると思います。
やさしい雰囲気。怖い雰囲気。前向きな雰囲気。どよーんっていう雰囲気。
実際には何をしているわけではないのに、そこにただよう雰囲気。これもなんとなく感じるものです。しかもこの雰囲気、影響力が結構あるんです。
親のイライラした雰囲気は敏感に子どもは感じます。先生のピリピリとした雰囲気も敏感に子どもは感じます。イライラ、ピリピリした雰囲気は、やってみようとかがんばろうとかというチャレンジ精神を奪います。
チャレンジ精神を奪われた子どもは何をするかというと、失敗を避けるようになります。つまり・・・何にもしなくなります。挑戦をしなければ失敗もしませんからね。
しかし当然、挑戦をしなければ、成功も成長もありません。緊急時を除き、安全策をとる子どもがすばらしいと感じる大人はあまりいないと思います(大人は全然チャレンジしないのにね笑)。
だから私は雰囲気をよくしたいと思っています。私だけでなく、私が関わるところの雰囲気も。家庭全体、クラス全体、チーム全体が、明るく、前向きな雰囲気が漂う場であってほしいのです。
そのための実験を日々行っています。最終的に目指すのは、「あいつがいると雰囲気いいよね」っていう存在。格好よくいうなれば「雰囲気コーディネーター」。そんな私になれればなぁ~と妄想しております。
とはいえ、雰囲気とはなんとなくであり、なんとなくも良いと感じている私。なんとなくで感じてもらうには、行動よりも奥の深い部分。つまり、人間性が大事なのではと思っています。
他人にも伝わりやすい、具体的な行動目標もいいですが、抽象的でなんとなくな雰囲気的目標の方が染み出やすいかなと思います。
雰囲気コーディネーター(を目指す)のにとうです。ぜひよろしくお願いします。
オチが自己紹介になってしまった。失敗。ま、でも、これも挑戦したからということで笑
最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。素敵な一日をお過ごしください。