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頑張ると疲れる。疲れると続かない。

スタバ

たまに記事をスターバックスで書いています。記事は、最近あった出来事から親御さんに有益なことがかけないかと思考をめぐらしながら書いています。だから実際文字を打ちながら、消して書いて、思い悩んで・・・としていくので、自然と周りに目がいきます(集中していない笑)。

そして、今回はたまたま自分の席が店員さんが見える位置なんですね。そこでぼーっとしながら見ていると(べ、べつにかわいいから、店員さんを見ているわけじゃないですからね!!)、あることに気付きます。

お客さんの前では当然、良い対応をしなければならないのでどの方も丁寧なのですが、店員さん同士での会話でも変わらない感じで話す人と変わる人といるのです。

私の中の普通だと、見知らぬ関係の方とある程度関わりがある方とはやっぱり違うように話します。見知らぬ方だと丁寧だけど、なんか壁をあるような感じ。なんとなく分かってくださいますか?

それが今、目の前に初対面のお客さんとも壁のないような感じに話している方がいるのです。本当は初対面ではなく常連さんかもしれませんが、話す内容の感じから他の店舗からお手伝いで来ているみたいです(いや一生懸命聞こうとしていないですよ。なんとなく会話がふわっと流れてくるだけです)。

だからそんなに常連さんばかりではないはずなのです。だけど全く壁を感じさせない。ただただ尊敬です。事実、みんな話をして笑顔になっています。

結局書いて消してを繰り返し、その場では1文字も書けませんでした笑(いやだから、試行錯誤していただけで見とれていたわけではありません)。

お客さんの前と店員さんの前とで態度や表情が変わらない方。もっというと、その人は一人のときも表情が良かったです。短時間でここまで人を惹きつけるなんてすごいなぁと思いました。

PTA

私は今、PTAの活動の一部でPTAレクバレーというものに参加しています。簡単にいうと、保護者のバレーサークル。年に1回、大会もあります。私自身、バレーの経験はありませんが、知り合いの方に誘われ参加しています。

PTAというくくりだけなので、共通点は子どもが同じ小学校に通っているということ。バレー経験だけでなく性別も年齢も職業もバラバラです。当然、いろいろな人がいます。

そんな中、惹かれる人の特徴はバレーのうまさより表情が変わらない方。仲良しだろうと、初対面だろうと、バレーが上手い人だろうと初心者だろうと、関係なく明るく前向きな方。

変に縮こまらないし、仲良しで集まりすぎない。休憩では一人で練習するときもあれば、気さくにコミュニケーションをとるときもある。そんな方にはやっぱり惹かれます。

ちなみにその方は学生時代ちょっとだけバレーをしていたけど・・・という方。めちゃ下手というわけでもないし、めちゃ上手いというわけでもない。まだ入って短いのに確実にコミュニティの中心となりつつあります。

コミュ力

今や子どもの間で欲しい能力No.1ではないかと思われる力、コミュ力。大多数の子どもたちが「自分はコミュ力がない」と思い込んでいます。中学生になると、この悩みが爆増します。

このコミュ力というのはどういった力でしょう。コミュニケーションをする力。コミュニケーションとはグーグルさんに聞くと、考えや気持ちを伝える意思疎通や情報伝達だということですが、子どもたちは単に人と関わることと捉えている気がします。きっと人と仲良く関われたらコミュ力があり、人と上手く関われなかったらコミュ力がないと判断しています。

だから子どもの言葉で言うと、人と仲良くできるかどうかがコミュ力。大人の世界であってもそれは分かってもいただけるのではないでしょうか。だって正直、コミュ力がなくても、人と仲良くできればOKですよね笑。「コミュ力ないー」って悩まないですよね。

そんなときに大切なのは、やっぱりオンオフでいう、オフの部分。素の部分といいますか、人柄といいますか、そういった部分でしょう。

正直、オンのときのアドバイスは学校でよく聞きます。「相づちをうとう」とか「自分から挨拶しよう」とか。した方がいいことは多分、コミュ力が苦手って思っている人たちも知っています。

知っていても出来ない人もいるし、オンモードならできる人もいるでしょう。

けれど、結局それはオフではないから、長時間・長期間できないのです。頑張ると疲れる。疲れると続かない。確かタモリさんの言葉だったと思います。

それでも頑張り続けると、思春期になって思うのです。

「こんなの本当の自分ではない」

実はオンもオフも含めて、「自分」なのですが、意識的にオンにしようとすると、オンは仮の姿でオフが本当の自分という意識になりがちなのです。

そんなとき必要なのは人付き合いの小手先の技術ではなく、いわゆるオフの状態で人となるべく付き合うという勇気だと思うのです。

情報社会では情報はあふれています。正解はみな知っています。だから素の自分はだめであると考えてしまいがち。

でも、素の自分がダメと決めつけているのはそれもまた自分。常に完璧な人よりも、たまに落ち込んだりする人の方が付き合いやすいじゃないですか。朝起きれないんだよーっていう人のほうが親しみやすいじゃないですか。

初対面の相手にはオンのあなたは素敵にうつるでしょう。でも、オンのあなたより、オフのあなたの方が長く付き合いやすいものです。

そしてそれはあなたの子どもにも言えることです。常にいい子ではなくていいのです。

私が関わってきた子の多くは、家族に対してもいい子をがんばっていると言っているのです。そう、親からするとだらしなくても、子どもからすると実はオンモードだったりするのです。だっていい子でいたいから。親からいいと思われたいから。自然とオンモードになるのかもしれません。

だからこそ意識して欲しい。

「子どもが素でいるのか」

それを意識するだけで、お子さんに対する見方ははずいぶん変わるはずです。余裕があれば、友達と関わっているときのお子さんの表情、言葉を聞いてみてください。ちょっと無理していい子をふるまっていたら、注意が必要かも知れません。

まずは親御さんのあなたから。オンオフを切り替えるのではなく、オフで関わる。お隣さんと関わるときも、義理の両親と関わるときも、担任の先生と関わるときも、もちろんパートナー、お子さんと関わるときも、同じあなたで関わってみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。素敵な一日をお過ごしください。

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