頑張りすぎない方が結果、上手くいく
頑張りすぎた結果、心のバランスを崩した、体調を崩した。そんな話はよく聞きます。もちろん、全体の数%の話かもしれませんし、もっと多い話かもしれません。
一つわかっていることは、誰でも『頑張りすぎると疲れてしまう』ということ。
頑張りすぎないことで得られること
頑張りすぎないことで何が得られるか?
・余裕、余白、ゆとり
・楽しい時間
・暇な時間
ドラマでよくある受験勉強で日々プレッシャーにさらされている学生と受験勉強をしないその友人の対比で見かける、受験勉強をしない方の学生のように日々過ごすことができる。
もちろん、ドラマの対比は努力する人と努力しない人という対比でもあるので非常に極端な比較です。普通、そんなことは無いと思います。全く努力しない人というのも非常に少ないと思います。
ドラマの話をひっぱります。
この対比があるドラマの多くでは、受験勉強を続けている学生はプレッシャーに負け、挫折し、万引きしたり、いじめの主犯になったりと、これまた極端なストレス解消をします。そして、受験勉強をしない学生はその受験勉強を続けている学生を助ける行動なんかをするのが定番です。
つまり、受験勉強をしていない学生は、周りを観察する余裕を持っているということ。大事なのはこの余裕だと僕は考えます。
とても極端な説明でしたね。
頑張りすぎる時はどんな時
みなさんが頑張りすぎるのはどんな時でしょうか?僕の場合は簡単で『モチベーションが高い時』です。つまり、やる気満々な時ほど頑張りすぎていて、そして頑張りすぎている自分に気がついていないことが多いと思います。
モチベーションはとても曲者です。
モチベーションが高いうちは、やる気スイッチがオンになっている状態なのでガンガン突っ走ります。どんどん前に進みます。多少の疲れなんか気にせずに走り続けます。
結果、ゴール前に失速し、走ることをやめます。モチベーションは一時的に力を得る薬、(ONE PIECE好きならわかるかも)ツメゲリ部隊が飲んだ「豪水」やホーディ・ジョーンズの「エネルギーステロイド」みたいなものです。要するにドーピング。最後に疲労をもたらします。
モチベーションは効果が限定的で、消費が激しく、コントロールも難しいものです。モチベーションで頑張ると一時的に頑張りすぎ、結果疲れを呼び込みます。
頑張りすぎないを続ける
頑張ることを決めた時、頑張りすぎないを続けると手に入れられるものがあります。『習慣化』です。
モチベーションで短期的に頑張ったり、頑張り過ぎを続け、許容量を超えたりすると色々な意味で立ち止まります。
そうならないように、自分に過度な負担にならないように、頑張りすぎないように、何かを頑張り続けたら、必ず『習慣化』します。
コツは簡単。誰でも知っています。
①小さなハードルでスタートすること
②目的を『継続』にすること
③ちょっと物足りないくらいで終わっておくこと
この3つを意識しておくだけで、簡単に続けられます。②が一番難しいと思います。でも『毎日』と決めたから絶対に『毎日』じゃなくてもOKなんです。今日はスキップしておこう!で大丈夫。
大事なのは『継続』なので今日スキップしても明日ちゃんと実践すればOKです。『継続』は必ず連続じゃなくてもOKで、少し切れている程度では『継続』は切れません。スポーツの連勝記録とは大きく違うところです。
頑張りすぎず、ぼちぼち、一歩ずつ、ちょっとずつ、気楽に進んでいきましょう。