本日、エマヌエーレ・コッチャさん著『家の哲学』読書会の収録した分の1回目が公開された。
本を通じて、家の概念がガラリと変わった。
きっと読書会で選書されていなければ読むことはなかったと思う。
例えば、服も家であるという発想。
そう考えると、これまで思っていた雨風を凌ぐ家とはかなり狭いものかもしれない。
台所を通じて暮らしを感じる
台所というエッセイの話から、その土地の食材を購入して料理をすることは、その土地とつながる行為だと思った。
同じように走る行為も近しいことだと、宇野常寛さん著『砂漠と異人たち』の本で語られていたこと感じている。
旅先で、荷物になるけどランニングシューズを持参して朝ランニングするのは、その街の住人になることを体験するためかもしれない。
もちろん、それだけではないけれども、車や電車で移動するのとは違うスピードで体感できるものがある。
今日は、ランニングシューズを購入した。
これもまた家の拡張であり、きっとこのシューズが自分のフィールドを広げていってくれるのだと思うとおもしろい。
どんな景色が見えてくるか楽しみだ。