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本をより味わうためにやっていること【読書の秋】

どうも。日刊【書くメシU30's】土曜日担当の西嶋(@ultrarunnerman)です。

秋ということで秋にまつわるテーマが続きます。

前回は食欲の秋というテーマで書いていきましたが、今回は読書。

ということでいきなりですが皆さんは、本は読まれますか?

読まれている方は、なんで読むのでしょうか?

ビジネス書であれば仕事のスキル向上のためとか、小説だったら、娯楽のためかもしれません。

僕はというとビジネス書も読みますし、小説も、古典もあらゆるジャンルを読みます。

読むのは好きだからです。

一人で読むだけでなく、いろんな人と、いろんなシチュエーションで読むことにより味わい深くなっています。

今回は、本が好きな人に「こんな楽しみ方もあるよ〜!」という僕の本の味わい方を一部紹介します。

読書会を企画・または参加する

僕は本にまつわるコミュニティに4つぐらい参加しています。

そのうち2つは主催しているのですが、そのコミュニティがあることで本をより深く楽しむことができています。

すべて同じ形式ではありません。
共通の課題図書を1冊読んで参加する形式のもの。ビブリオバトルのようにそれぞれがテーマに沿った本を読んでプレゼンをする形式のものなどなど、コミュニティよってスタイルを変えています。

共通の課題図書を読んで参加する形式のものは、同じ内容を読んだうえでそれぞれが何を感じたのか知ることができるので楽しいですし、課題がありアウトプットする場があることでより真剣に読むようになります。

課題図書設定型の読書のすすめ

課題図書で選定していた本の基準は名著だけど、自分ひとりだとなかなか最後まで読めない本でした。仲間で読むことにより、ゆっくりではありますが、計画的に読むことができた気がします。

昨年やってみた、下記は読書一覧です。個人的には、暇と退屈の倫理学が好きでした。

それを知ったからといって役に立つわけではないけど、それでも暇とか退屈とか言葉にはしているけど、なんだろうな?と素朴な疑問にみんなで立ち向かうのが好きですね。

・1月 吉野 源三郎『君たちはどう生きるか』
・2月 ミヒャエル・エンデ『モモ』
・3月 岸見 一郎『幸せになる勇気』
・4月 福田 恆存『私の幸福論』
・5月 エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』
・6月 中室 牧子『「学力」の経済学』
・7月 マルクス・アウレリウス『自省録』
・8月 國分 功一郎『暇と退屈の倫理学』
・9月 ルトガー・ブレグマン『隷属なき道』
・10月 プラトン『ソクラテスの弁明』
・11月 平野啓一郎『私とは何か「個人」から「分人」へ』
・12月 梶谷真司『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門書』

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新たな本に出会えるビブリオバトル

ビブリオバトルは最近企画し始めたものなのなんですが、これまた面白い。

テーマを「ルーツ」とか「縁」など決めて、そのテーマに沿った本を持ってきてもらうんですが、みんなそのテーマからイメージするものがバラバラで、個性が出ているので本を通じてその人をより知ることができます。

また5分間を通じて、その本の魅力を伝えるのですが、5分って思った以上に短い!何が面白かったのか?相手にギュッと要点絞って話すというのは、その本を知り尽くす必要があります。

またそこから生まれる会話が物凄く楽しくて、これからもっと楽しみたいなって思っているスタイルです。

ちなみに僕は、縁というテーマでは重松清さんの『流星ワゴン』を選び話しました。

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一人で読むのも楽しいですが、誰かと一緒に本を楽しむというのももっと世界が広がっておすすめですよ。

ぜひ読書の秋。誰かと好きな本について語ってみてはいかがでしょうか?

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