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洋服の作り方 【製図 -4 】 ②
身幅の話しの続きです。🌱
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身体の動きなんですが
後ろに反る、動き よりも
前にかがむ、 動きの方が
頻繁に行っている動きになります。
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それで
この動きからいうと
「 ゆとり分 」は
ほぼ、後ろ身頃 に足したいくらいなのですが
普通に立っている状態だと
前後の差は、そんなに変わらないと
思うんですね。
(それぞれなので、良かったら測ってみて下さい。)
なので
後ろに全部入れてしまうと
ちょっとバランス悪いかなと
それで
【製図-4】と上記のこと
もろもろ踏まえて
ほどよく、「 ゆとり分 」を割り振っていきたいと
思うのですが
6 : 4 ( 後ろ : 前 )
このくらいが
今回はいいんじゃないかなと
6 : 4 ( 後ろ : 前 )で
ゆとり分を足してみましょう。🌱
ゆとり分を 、10cmで設定したとして
6 : 4 ( 後ろ : 前 )なので
前身頃には、4cm足すことになります。
半身 なので、半分にして2cm 足しますね。
前身頃に印を付けていただいた
ところから
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襟ぐりなどと同じように
2~3cmの長さの線を引いておいてください。
これが、「 身幅 」になります。
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なんとなく
お分かりいただけてますでしょうか。
襟ぐり、裾丈、身幅
長さを決めて印を付ける、という作業を
行っています。
後で
直線や曲線でつないでいきます。
もう2ヵ所
裾の幅と肩の位置ですね。
🍀
話しを戻しますが
お持ちの洋服の
脇のライン
良かったら見てみて下さい。
後ろ身頃なんかも
見ていただいて
シャツやブラウスの
後ろ身頃には
タックやギャザーが入っているかと思います。
デザイン的なこともありますが
動きを考えてのことが大きいかなと
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襟ぐり、裾丈、身幅に印が入ったところ
次は、裾幅にしましょう。
ページどんどん変えていきます。
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お疲れさまでした。
ありがとうございました。🌱🍀