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働きながら資格を取り、必要とされる所で仕事をするという選択

こんにちは。深瀬です。

作業療法学科夜間部の特徴は、仕事をしながら資格がとれるということです。

授業開始が18時ですので、定時までお仕事をしてから授業を受けることができます。

とは言え、

「日中は仕事をして夜に勉強をする」

というのは本当に大変だと思います。

でも、日リハ作業療法学科夜間部の教員は、半分が夜間部出身です。

学生さんの気持ちや、大変さを知っているので、きっと力になると思います。

毎年、夜間部の学生さんたちが、作業療法士となり、卒業していく姿をみて、本当に頭が下がります。

卒業式の様子

私たちはみなさんのチャレンジを応援します。

実際に学んでいた卒業生の声

日リハでは実際にどんな学生が学んでいるのでしょうか。ここでは卒業生の声をピックアップして紹介します。

介護職から作業療法士へのキャリアアップ

介護職から作業療法士へのキャリアアップ

元々介護職をしていたのですが、「サポートするだけでなく、その人自身がやりたい事やできる事を増やしていけるアドバイスや指導ができるようになりたい」と考えるようになりました。そして、高校時代に抱いていた「作業療法士になる」という夢を叶えるべく、その道へと進む決意をしました。日リハへ進学するときにはすでに家族がおりましたが、夫も私の気持ちを理解しサポートしてくれました。

長く安定して働ける作業療法士にキャリアチェンジ

一般企業から、長く安定して働ける作業療法士にキャリアチェンジ

大学を出て一般企業に勤めていました。営業を担当していましたが、週5日は出張で家を留守にするほど忙しい職場でした。生まれつき左腕が悪いのですが、そうした事が要因で、長期療養をせざるを得なくなってしまい、リハビリを受けるようになりました。
そんな流れで、長く安定して働ける職業を模索し始めるようになり、リハビリを担当して下さった作業療法士の方に転職について相談したところ、「作業療法士になってみない?」と言ってもらいました。それがきっかけで作業療法士を目指しました。

大学4年次にダブルスクールで入学

大学4年次にダブルスクールで日リハへ入学し、作業療法士へ

私は4年制大学でスポーツ心理学を専攻していました。大学の心理学の授業で園芸療法士の方から作業療法士の話を伺い、患者様の人生がより豊かになるお手伝いができる仕事内容に魅力を感じました。そして、自分も人と直接関わる仕事がしたい、と思ったことがきっかけです。
正直、大学在学中から将来自分が一日中パソコンに向き合うような仕事に就くイメージが持てなかったので、作業療法士の仕事がとても楽しそうだと直感しました。
大学卒業後に進学する選択肢もありましたが、やりたいことを1年でも早くやる、という思いから大学4年次に日リハに入学し、1年間ダブルスクールをしていました。

高校卒業後、作業療法学科夜間部へ

高校卒業 → 日リハ作業療法学科夜間部 → 作業療法士

私は高校卒業後すぐに夜間部に入学しました。クラスメイトは社会人経験がある方がほとんどだったので、ビジネスマナーや敬語などを教えていただきました。人生の先輩でもあるクラスメイトの皆さんにとっては当たり前のことですが、高校を卒業したばかりの私にとっては初めて知ることばかり。そうした経験が、作業療法士として仕事をする上でもとても役に立っています。

全国的に作業療法士はまだまだ足りていません

全国的に見て、作業療法士はまだまだ足りていません。

日本作業療法士協会会員統計資料によると、全国にいるの作業療法士の人数(有資格者数)は2020年3月時点で94,255人となっています。
毎年4,000~5,000人ほどが新規に資格を取得していますので、2022年の現在ではだいたい105,000人ほどの作業療法士(有資格者)がいる計算になります。

一方の理学療法士は、理学療法士協会統計情報によると2020年3月時点で182,893人です。毎年10,000人前後が新規に資格を取得していますので、2022年の現在は200,000人以上の理学療法士(有資格者)がいる計算になります。

このように、圧倒的に作業療法士が不足している状況です。

そして、治療を受けるために作業療法士を待っている人たちが多くいらっしゃいます。

働きながら資格を取り、必要とされる所で仕事をするという選択。

社会人の皆さん、求職中の皆さん、いかがでしょうか?

私たちはみなさんのチャレンジを応援します。


※卒業生インタビューは日リハホームページより引用しています。https://www.nitiriha.com/npeople/


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