会話のキャッチボールで投げる球
こんにちは、日月と申します。
機能不全家族出身です(突然の告白)
元ギャンブル依存症の父
バツイチ過干渉の母
母の連れ子で父嫌いの姉
そして自分
まともに成育する方がおかしい(暴論)
ちなみに幼いころは父方の祖母とも同居していました。
祖母は母も姉も父も嫌いで、私だけ可愛がってくれました。
まともな感覚を持つ方がおかしいですね(暴論)
そんな我が家、もちろん会話のキャッチボールなんて成り立ちません。
はたから見てると逆に面白い、もしくは吐き気がするほどしんどい状態です。
望ましいキャッチボールとは、距離、投げる方向、球速などを相手に合わせて投げ合い受け止めあうものだと思っていますが、違ったらすみません。
すくなくとも、我が家では成しえない高等技術です。
我が家の各投手ご紹介
父は、言葉を選ばず正論を主張、もしくは遠慮しすぎ遠回し過ぎて伝わらない言い方が多いです。
たとえるならば火の玉ストレートか豪速変化球しか投げれません。
母は基本的に、自分が投げる球の方向を考えません。
独り言か話しかけているかわからない話し方をします。
そして、ほかの人間も同じようにしているという認識のようで、
誰かから話しかけられても(無意識に)聞いてないことが多いです。
そもそも会話はキャッチボールであるという認識がないようです。
姉は逆に、相手をしっかり指名して話します。
しかし、相手に気づいてもらえるかは別です。
相手をじっと見つめ、「何?」と聞かれても(私が何を言いたいかわかるでしょ?)と言わんばかりに見つめ続けます。
そして、相手がわからないとキレます。
自分の頭の中でキャッチボールが完結していて、そのとおりに相手が受け止めなければ、突然怒って家に帰る気分屋さんみたいな感じです。
私は、ほとんど何もしません。
しゃがみこんで耳をふさいで、ボールのぶつけ合いが終わるのを祈りながら待っています。
この状態が一番つらいです。
誰も悪くないのに、みんな言ってることはおかしくないのに、
話がかみ合わないだけで喧嘩になるのが悲しいです。
あまりにも成り立ってないのがしんどい時は
ですが最近、他人のキャッチされてないボールを拾ってみたりしています。
姉が何かを言って、母に返事をしてほしそうなのに母が気づいていないとき、私が反応を示してから改めて母に反応を求めたりすると、うまくいったりします。
正直めんどくさいので、心の余裕があるときにしかしませんが、
まあ、そこで起きていた不和がなくなっている状況を見たら達成感もあります。
じゃあ私が気を付けている投げ方(話しかけ方)は?
私はなるべく、「あのね」「そういえば」などの枕詞をつけて、相手に話しかけていることを提示します。
母のような無自覚無視する人に効きます。
あとはよく言われる会話術と同じです。
「○○の話なんだけど」とか、「聞いてほしいだけのことでさ」とか、どんな会話を求めているかを伝えておきます。
これで、父の真正面正論パンチがほしいのか、姉にただ相槌を打ってほしいだけなのか、など、相手にお願いする感じです。
この時点で、そもそも会話ができない人とは話がかみ合わないので、だいたい諦めます。
相手が聴いてくれる余裕があるとも限りませんからね。
聞いてくれるようなら、あとはしゃべるだけで、なんとかなります。
先ほどの私のように、キャッチボールの間に入るのは、それはそれで難しいので、できる人に任せればいいと思います。
おわりに
そんな感じで、会話に気を付けたりしていますが、普通にうまくいかないときめっちゃあります。
結局、投げたボールが隣のおうちの窓を割ることもあるので気を付けましょう。
それでは。
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