資格取得、その扇の要にあるものとは?
こんばんは。
いま、いろいろな理由があって資格試験の勉強の真っ最中です。
今月は危険物取扱者・乙種第4類(通称:乙4)です。
ガソリンスタンドでバイトできる資格と言えば分かりやすいかと。
その次もいろいろと資格を取りますが、すべて一つの考え方に貫かれ、そこから始まり、そこに収斂します。
その一つの考え方とは何かといいますと、「戦闘者としての技能を高める」です。
いま、予備自衛官補にも志願していますが、本来的に軍隊でなりたいのは、スカウトスナイパー(前哨狙撃兵)という兵種です。
スカウトスナイパーは今のところアメリカ海兵隊にしか無い兵種ですが、その考え方は非常に理にかなっていると考えています。
通常の狙撃兵は、スナイパー(狙撃手)とスポッター(観測手兼護衛)の二人一組で行動し、その任務は狙撃そのものが中心となります。
スカウトスナイパーは、基本的に単独行動です。そしてその任務は狙撃もありますが、狙撃はOne of themでしかなく、むしろ斥候、偵察兵として潜入・偵察をする役割や、砲兵のFO(フロントオブザーバー:弾着観測手)としての役割が非常に大きいです。
そういった偵察・観測系の任務の中に狙撃が位置づけられているというのがスカウトスナイパーです。
そのため、狙撃兵としてのスキルはもちろんのこと、偵察や潜入、サバイバル、そしてFOの役割も担うことから砲撃戦についての高度な知識、さらに破壊工作や爆発物の知識など、通常の狙撃兵とは比べものにならないくらい多種多様かつ高度な技能と知識を必要とする兵種です。
しかも、基本的に軍隊は最低でも二人一組で行動するのが基本ですが、スカウトスナイパーは基本的に単独行動であり、他人に頼ることは一切できません。
そのため、場合によっては特殊部隊よりも過酷な条件で任務を遂行するといえます。
私が実際にスカウトスナイパーになることは、自衛隊の制度的にまずあり得ないでしょう。
でも、自分が学び身につけたいと思ったことを諦める気は一切ありません。
ですので、残された手段は自学自習によって自得するしかありません。
そのために、必要と思われる知識を資格試験の勉強を通して学んでいくということです。
手始めに受験する危険物取扱者は、もちろん爆発物その他の危険物の取り扱いを学ぶためです。
そのほかにも、考えている資格はすべて「戦闘者としての技能を高める」ことが動機であり、そしてそこに収斂するものです。
たとえば、
測量士補(地形の偵察、地図の作成に必要な測地測量技術)
潜水士・ダイビング技能(水中破壊工作や水路潜入技能)
火薬類取扱保安責任者(火薬、爆薬の取り扱いや発破の知識)
情報処理安全確保支援士(サイバー戦技能)
無線通信士・無線技術士(無線通信のための知識・技能)
狩猟免許(サバイバルのための技能)
小型船舶操縦士1級・特殊(水上艇を操作する技能)
といった具合です。
また、直接には軍事目的に繋がらない資格であっても、間接的により上位の価値である「戦闘者=職能戦士としての自らを再生産する手段を私有する」という観点で取得するものもあります。
たとえば、農業系の資格や事務系の資格などです。
そうして学んだことをさらに体系化して、後の世に伝え遺して、最終的に日本の独立を支えられる人材を育てるのが私の目標です。
つまり、兵法者として、諸芸諸能を学び、諸職の道に触れることで、最終的に兵法者としての価値、能力を高めるという人生設計の一環であるということです。
これからも『五輪書』の精神に則り、自分をもっと磨いて、どんなことがあっても主体的に生きていける自分を創り、そんな自分を支えられる技を磨いていきます。