大型特殊自動車の初回教習に行った話
ついに行ってきました。
大型特殊自動車免許の教習、1、2時限です。
生まれて初めて重機に触り、動かしました。
夜間教習だったので後払いで割増料金がかかってしまいましたが、直近の土日はすでに埋まっていたので仕方ありません。
ということでしたが、無事教習が終わり、次回は早くも1段階目の見きわめに突入します(教習時間は合計6時限のため)。
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教習は中折れ式のホイールローダーで行いました。
だいたいどこの自動車学校も大型特殊はホイールローダーで行うと思いますが、大型車両としては一番基本的な種類とのことで、残りの特殊車両はその都度使い方を応用してこなしていくことになります。
で、その教習ですが、私の主観的には「大型特殊自動車を走らせるというより、重機を公道で走らせる」と表現した方がしっくりきました。
基本的に作業機械であり、それにたまたま車輪が付いていて移動できることから、それを公道で走らせるための教習ということであり、車両を走らせるというよりは作業機械を走らせているという感覚でした。
サムネにあるイスラエル軍のD9R装甲ブルドーザーもそうですが、速度自体は大したことがないものの、こんな鉄の塊が電柱や塀、あるいは普通車両や人間に当たったら文字通り粉砕してしまうというくらいの馬力と重量感でした。
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今日はバックとクランク・S字までやりましたが、ホイールローダーの特徴として、内輪差は全くないけれども外輪というか、バケットが外側にはみ出しやすいため、それを特に注意しなければならないということを身に染みて分かりました。
よく除雪で電柱や塀をぶっ壊してしまう例があるとのことですが、ほとんどの場合はバックした時にこの外輪の方にバケットがはみ出してしまいぶつかって破壊してしまうとのことで、特に電柱なんて簡単に折れてしまうとのことでした。
他にも、ハンドルに遊びが全くないのでハンドルを急に切ったり大きく切ると車体がグワングワンしてしまうこと、ホイールベースが短い割に車高が高いのも相まって直進安定性がないこと、あと、意外と重要なのが乗り降りで、足場をきちんと確認しないと大けがをすること(過去に自動車学校で乗り降りの時に足を滑らせて大けがした人がいるそう)などを学びました。
あと、基本的に作業機械であり、公道運転はおまけでしかないので、運転する時は左手だけでハンドル操作をして、右手は添えるだけにするようにとも教わりました。
実際はバケットなどのレバーを右手で操作するので、その時左手だけでハンドル操作ができないと実務に支障をきたすとのことで、自動車学校では右手は添えるだけで左手だけで動かすようにとのことでした。
ただ、車高が高く、全周囲がガラス張りになっていることから巨大サイドミラーのある右側のピラー周辺以外の見通しは極めて良好で、トラックやバスなどの大型自動車と違って、バックの時も「随伴歩兵」のサポートが無くてもスイスイいけて、そんなに怖がらずに動かせたのは予想外に良かったところです。
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とまぁ、2時間ではあったものの、非常に濃厚な経験でした。
やっぱり自分の体を動かして体験してみるということは書き尽くせないほどの大きな価値があると再認識しました。
この調子で、残り4時間と卒検1時間をキッチリと学んで、11月には大型特殊免許を取りたいところです。
そしてプラント系の求人で良いのがあれば、今年度中に転職まで決めてしまいたいところです。