いいアイデアができるまで(概論)〜4つのステージ〜
ようこそ、Kaiの思考実験場へ…!
今回は初心に戻って、「アイデアがどんな経過を辿って良いアイデアになるのか」のフローについて概要説明をしたいと思います!!
最初から良いアイデアを思いつける人なんていません。いえ、いることはいますが、多くはありません。大抵の【良いアイデア発想者】は、脳内で大したことないアイデアを良いアイデアに組み替えているのです。
ただのアイデアなら誰にでも出せる。
しかし、我々が出したいのはよいアイデアなのである。
by あそび屋Kai
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いいアイデアは、無からは生まれない
「良いアイデアが思いつけない」と悩んでいる人の多くは、そもそも前提が間違っている。いいアイデアは決してこの画像のようには完成しない。
手をかけて、育ててゆこう。
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いいアイデアが育つまでの4つのステージ
いいアイデアにたどり着くには、4つのステージがある。
着想 発想 育想 伝想
である。これらの名前に聞き覚えがなくても大丈夫。
育想と伝想は、私が適当に付けた名前だ。
とにかく、良いアイデアというのはこれら4つの段階に成功して初めて到達できるものなのである。
ところで、さきほど【着想 発想 育想 伝想】
という文字を見て、こんな絵を思い浮かべなかっただろうか?
残念ながら、これは誤り。
実際にはそれぞれの割合はこーーーーーんな感じ!
いちばん大事なのは、育想
圧倒的なボリュームを占める育想は、なぜだか不思議と省略されがちだ。
アイデアをきちんと育てたか否かは、ちょっとつついてみればすぐに分かる。
見た目は一緒でも、その裏にある深みは全然違う。
育想こそが、アイデアを強い子に育てる。
次に大事なのが、伝想
伝え方しだいでアイデアの印象はぜんっぜん違うものになる。
せっかくのアイデアをゴミ箱行きにしたくなければ、そのアイデアを誰にどう伝えるべきかを徹底的に考えるべきだ。
伝え方、超だいじ!!
一番注目を浴びやすいのは、発想
一般的に、「発想力を鍛える」などという場合、大抵はこのフェースを指している。
ブレストをやったことがある方はわかるだろう。
アイデア出しは、たいてい5個くらいまでは楽しめるが、20個を超えると地獄になる。
この段階での敵は、悩むこと。つまり、思考停止。
それにさえ気をつけておけば、ブレストなどおそるるに足らない。
大切なのは、向かいたい方向を常に忘れずにいることだ。
アイデアのきっかけとなる、着想
最後に、着想。アイデアのきっかけ、あるいは場合によってフラッシュアイデアともよばれるやつ。
着想の種はどこにでも転がっている。
けれども見たことのない形をしていて、とても小さいため、しばしば見逃してしまう。
だから、いつもたくさんの着想の種を持っていたい人は常に子どものような気持ちで周囲を観察し、小さな違和感に敏感でないといけない。
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アイデア発想というのは、得てして途中で頓挫してしまったり、迷子になってしまうトラブルがつきものである。しかし上記のプロセスが正しく踏めれば、なんてことないアイデアも、必ず良いアイデアに変化させることができる。
また、チーム内で意見が割れて手戻りする際も、この4つのステージを基準にすることで、どこまではアグリーなのかをスムーズに確認することができる。
では、各プロセスを成功させるにはどうすればよいだろう?
次に読みたいのはどれ?
➢ 1. よい着想を得るためにやるべきこと
➢ 2. よい発想をするためにやるべきこと
➢ 3. よい育想のためにやるべきこと
➢ 4. よい伝想のためにできること
※ コメントで教えてね。希望の多いものから順に執筆するよ!
書き手:あそび屋Kai
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