ひまわり
今日は講習会もあったので、大和西大寺の方に献花しに行けないかなあと考えていたのだが、会場が上本町から数ブロック先であった。
昼間に暴漢が暴れたというニュースも見ていたのでもう献花台は閉まっているかもしれないという気もしたが、取り敢えず青山で花束をゲットして近鉄奈良線に飛び乗ったわけである。もう午後も6時前であった。
新歌舞伎座の下にあるので、いつもは歌舞伎役者にファンが贈るための花束を作っているのかもしれない。
で、西大寺である。(実は帰りに撮ったものw)
遠目には去年に献花台のあった場所にテントが建てられていたわけであるが、もう18時をずいぶん過ぎているわけである。さすがにぐるりに柵が建てられていてもう献花台は閉じていたわけである。
工事中だった道路はきれいに整備され、歩道も広がり、その内側には人工芝すら貼られていたわけで、何人かの若者がその芝生の上で寝転がっていたわけである。
さすがに献花に来た人はもうまばらだったがそれでも数人はいて、どこに花束を置こうか迷っていたが、献花台の一角にはプラスチックの箱が置かれてあり、皆そこに花束を納めていた。たまたま通りかかったおっちゃんも手を合わせて過ぎ去って行ったようであった。
私も手を合わせて、今の日本の状況、世界の状況、これからを考えるに偉大な日本のお父さんを失ったその喪失感に気が遠くなる思いであったよ。
今回は百合の花ではなくてひまわりにしてみた。数週間前に、NHKのニュースで父の日の花束はひまわりがいいって花屋さんが話していたからでもある。青いセルロイドの箱に入れたひまわりの花束はパッと華やかであった。日本もこういうふうにパッと華やかにしてゆかねばならないのは大きいお父さんを失って残された我々の責任なのである。