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ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド 感想及び備忘録(11/27)

あの輝きを再び———

 みなさん、初めまして。ニターです。今回はついに発売された「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のリメイク作品の1つ、「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド」の感想を書いていこうと思います(なおこの文章は備忘録の側面が強いです。いずれブログを開設したらこの記事も移設するかも)。

 リメイクから何が変わったとか良かった点、悪かった点はおそらく多くの人が書いてると思うので、個人的な思い出だけ書きたいと思います。(ちなみに俺は比較的楽しめた派閥だと思います。まぁ原作からして面白いしね。)

 また、俺はこのゲームの発売決定直後に実家の押し入れの奥に眠っていた、「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のマイナーチェンジ作品の「ポケットモンスター プラチナ」をやり直しています。なので僕のリメイク前後の比較はプラチナが多いです。(このゲームの評価でよく見受けられるプラチナで改善されていた及び追加された部分があまり反映されていなくて残念、という意見は俺も概ね同感です。)

まず、今回の殿堂入りメンバーを紹介していきたいと思います。

ポケモンリーグ挑戦前のパーティ。先発のポケモンには賞金が倍になる「おまもりこばん」を持たせます。

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ドダイトス(NN:なえたろう)@たべのこし
特性:しんりょく
技:ウッドハンマー/じしん/ギガドレイン/やどりぎのタネ

 最初のポケモンの一匹、ナエトルの最終進化系。世間では「くさタイプを選ぶとハードモード」と揶揄されることも多いですが好きなポケモンなのでシンオウ地方を旅するときは必ずナエトルを選びます。
技に「このは」が追加されたことで序盤に使いやすくなりました(注1)。
ただそれ以外に新規技に恵まれず、中盤以降はまともな草物理技が自分もダメージを受ける「ウッドハンマー」かダメージ量がランダムの「タネマシンガン」くらいしかありません(「タネばくだん」くれ…)。
なので「プラチナ」プレイ時同様、ウッドハンマーとじしんをメインに反動ダメージはギガドレインとやどりぎのタネでカバー、という作戦で乗り切りました。
結局ヌオーやトリトドンといったみず+じめんタイプやイワークやゴローニャといった「がんじょう」の特性持ちのポケモンくらいしか出番はありませんでしたが思い入れはかなり強いポケモンです。
ちなみに「プラチナ」のシロナのガブリアス戦ではじめんタイプへの耐性と持ち前の耐久力でかなり活躍したのですが、今作のシロナのガブリアスは大幅に攻撃力を上げる「つるぎのまい」を覚えているので出さなくて正解だったかもしれません。
たべのこしは地下大洞窟のゴンベから押収した。


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ムクホーク(NN:むくじろう)@あおぞらプレート
特性:いかく
技:つばめがえし/ブレイブバード/インファイト/がむしゃら

 最初の草むらに出てくる鳥の進化系。令和のシンオウでもやっぱり強かった。こいつもシンオウを旅するときはいつもパーティに入れます。
新規技は特にありませんが、今作はリメイク前にひでんマシンだった技も使い捨てなので、「そらをとぶ」を使うのを渋ってしまうのが大きな変化でしょうか(アーマーガアみたいに「ドリルくちばし」くれ)。
特性の「いかく」はズバットやニャルマーに無効化されるようになってしまいましたが今作でも強い。それを強烈に感じたのはラストのシロナのガブリアス戦で、「いかく」で「つるぎのまい」を1回積んだガブリアスの攻撃力を下げて「ドラゴンクロー」を耐える。そして「ブレイブバード」で相打ちに持ち込んで勝ちました。小学生のときにプレイしてた頃はテンポが悪くなる特性くらいにしか思いませんでしたがデバフって強いなぁ。


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トリトドン(NN:からこ)@しんぴのしずく
特性:よびみず
技:なみのり/だくりゅう/だいちのちから/れいとうビーム
 ニックネームの通り、本パーティで唯一の♀。
「プラチナ」だとみずタイプ枠でフローゼルを入れていたのですが、今回は同じ場所で出てくるトリトドンを選択。
実は特性「よびみず」にみずタイプの攻撃の無効効果がついたり(注2)、「だいちのちから」をレベル技で覚えるようになったり(注3)とリメイク前よりかなり強化されています。
欠点は足が遅いこと。オーバのギャロップは「さいみんじゅつ」が撃ってきたら危なかった(なぜか半減不一致の「アイアンテール」をしてきた)。
デパートで売っている「れいとうビーム」でドラゴンタイプキラーも兼ねていましたが、「ヤチェのみ」と「つるぎのまい」を搭載したガブリアスには勝てず。でもいい感じに削ってくれたとは思います。


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ヘルガー(NN:へるさぶろう)@くろいメガネ
特性:もらいび
技:あくのはどう/かえんほうしゃ/わるだくみ/ちょうはつ

 地下大洞窟で出てくるポケモンの一匹。なぜか進化前のデルビルは出ません。
「プラチナ」ではほのおタイプ枠にギャロップを入れていたのですが、別のほのおタイプを使いたい気分だったのでこいつ一択になりました。シンオウ地方、本当にほのおタイプ少ないよね…(パールだとブビィ系統もいるけど)。
まずコイツの欠点として最初に会えるレベルだとほのお技を忘れていることです(注4)。なんとレベル30の「ほのおのキバ」までお預けです。そしてレベル30になったと思ったらその頃には強力なほのお技「かえんほうしゃ」が売ってるデパートがあるトバリシティに着いているという…
そしてレベルが上がるのが遅い。ヘルガーは経験値タイプが125万タイプ(注5)なので目に見えてレベルが低くなりがち。
文句ばっかり言ってきましたが中盤以降は結構頼りになりました。
まずほのおに加えてあくタイプなのでドーミラーに強く出れます(注6)。そして覚える変化技が優秀。攻撃以外の技が出せなくなる「ちょうはつ」は変化技が得意なオーバのフワライドゴヨウのバリヤードブッ刺さりました。今作のポケモンリーグの技構成がガチだからこそですね。ゴヨウ戦はバリヤードが「マジカルシャイン」しかできなくなった隙に攻撃力を上げる「わるだくみ」を積んで無双してくれました(フーディンには先手を取られたけど。「きあいだま」とか覚えてたら危なかった)。


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ジバコイル(NN:こーしろう)@じしゃく
特性:がんじょう
技:10まんボルト
/ラスターカノン/いやなおと/きんぞくおん
 こちらも地下大洞窟で出てくるポケモンの一匹。
電気タイプ枠は当初「プラチナ」プレイ時同様、レントラーを使っていたのですが、「強力な物理でんき技である『ワイルドボルト』を覚えるのが遅い(注7)」、「後述のリオルの問題でフェアリータイプ対策が不安になった」、「性格がひかえめ(攻撃↓特攻↑)のコイルを偶然ゲットした」などの理由から登板。
トリトドン同様、遅いが火力は凄まじい。はがねタイプの耐性も相まって主にギンガ団戦で活躍してくれました。
「いやなおと」は結局使わず。「ほうでん」とかの方が良かったかな。
よく今作のトラウマに挙げられるシロナのミロカロスは「きんぞくおん」で特防を下げてからの10まんボルトで倒しました。先手は取られていたので、「ねっとう」が急所に当たったりしてたらやばかったかもしれない。


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ヘラクロス(NN:へらごろう)@こぶしのプレート
特性:むしのしらせ
技:インファイト/メガホーン/かわらわり/つるぎのまい

当初は「プラチナ」プレイ時同様ルカリオを入れる予定だったが、産まれたリオルの性格がずぶとい(攻撃↓防御↑)だったので他の格闘タイプを使いたくなり、白羽の矢が立ったのがルカリオ同様にレベル技で「インファイト」を覚えるコイツであった。
だがコイツが出現する「あまいかおりのする木」の仕様はかなりめんどくさく、捕獲までリアルタイムで3日もかかった。本当にでなかったらチャーレム辺りを手持ちに入れていただろう。
性格と性別のリセマラはしたが、せっかくだから特性も「こんじょう」を粘った方が良かったかもしれない。
こいつもヘルガー同様、経験値タイプが125万タイプな上に出てきてくれたのがスズナ突破後なので育てるのが大変だった。
活躍の方はと言うと、ポケモンリーグではシロナのルカリオくらいにしか選出機会が無かった。一番の晴れ舞台はライバルのカビゴン戦だろうか。高耐久のノーマル相手に苦戦した覚えがなかったことを考えると地味ながらも苦労に見合う仕事はしたと思う。

というわけで、ブリリアントダイヤモンドの殿堂入りメンバーを紹介していきました。文句が無いわけじゃ無いんですよ。もっとストーリーやシステムにプラチナ要素多くしてほしかったとかわざマシンは無制限が良かったとか。外注ゆえかプログラムの作り込みの甘さとか操作性の悪さも目立つとも思います。でも俺はこのソフトを買ったことを後悔していません。発売前から物議を醸し出した今作ですが、何が問題かは己の目で見届けられたので。あとやっぱりポケモンは楽しい。あとは開発元であるILKAがアプデなり次回作でこれから色々改善してくれることを祈るばかりですね。

そして1月には「Pokemon LEGENDS アルセウス」が控えています。過去のシンオウ(ヒスイ)がどう描かれるか、楽しみですね。
俺たちの「ダイパリメイク」は、これからだ!


注1:リメイク前はステータス的に相性が悪く、威力も20しかない「すいとる」がナエトルの1番最初に覚えるくさタイプの技でした。ちなみにキモリ系統も「剣盾」で1番最初に覚えるくさタイプの技が「このは」に変更されており、「すいとる」を1番最初に覚えるくさタイプ御三家は絶滅したと考えていいでしょう。

注2:第5世代より。

注3:「剣盾」より。

注4:地下大洞窟のポケモンは遺伝技を必ず1つ覚えている仕様なので、「ほのおのうず」か「ほのおのキバ」を覚えている個体に会えればいいですが、俺の捕まえた個体の遺伝技は「うらみ」でした。

注5:大体の伝説ポケモンと同じです。

注6:ドーミラーははがねタイプでありながら特性「たいねつ」により弱点であるほのおタイプが効きにくい場合がありますが、あくタイプなら特性関係なく大ダメージを与えられるのです。

注7:なんとレベル80。

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