メイタンッテイ
1/始まりは山?川?謎解き開始!
「プルルル プルルル」
事務所に電話が鳴り響く。
奈美は受話器を手に取る。
「こちらミステリー探偵所です。ご用件は何ですか?・・・・・・・
はい。分かりました。すぐに現場に向かいます。」
電話を切った後ブルーは奈美の所へやって来た。
「何だって?」
「ミツの森とかみたいな感じのところで蜜の石碑がうばわれたって言っていました。」
「捜査を始めよう。まず、ミツの森がどこか
探してみよう。 」
奈美は図書室に行って地図を取りに行った。
「持って来ましたよ。」
地図を広げて森のような場所を探す。
「ブルーさん?何してるんですか。」
「僕は地図じゃなくてGoogleで調べてみるよ。」
2人は別々で調べてみることにした。
10分、20分と時が過ぎて行きちょうど1時間経った時、
「プルルル プルルル」
電話が鳴り響いた。
「もう。全く捜査中なのにぃ」
奈美はプンプンしながら受話器をとる。
「こちらミステリー探偵所です。ご用けんはなんですか?」
『もしもし。奈美くんかい?』
「加藤先輩・・・ですか。」
『そうだ。今ブルー君はいないかい。』
「います。呼んできますね。」
『いやその必要は無い。ただいるのであったら後で行こうと思ってね。』
「そうですか。ならば後でいらしてください。」
電話を切った後、奈美はブルーの所へいき、
「加藤先輩が後でいらして来ると電話がありました。」
と言った。
「ふむ。加藤君はきっと事件を知らせてくるだろう。が、今はそのような余裕はない。だから奈美、頼む。」
「私がですか!何をですか!」
突然の頼み事で驚く奈美。
「ま、まぁ頑張ります。」
「では、私は場所を見つけたので先に失礼するよ」
ブルーと別れた奈美は加藤を待つことにした。
すると、
「ピーンポーン」
とベルがなった。
「先輩かな?」
奈美はドアを開けた。
「トリックアートトリック!」
デッカな声で誰かが入ってきた。
「・・・加藤先輩⁉︎何してるんですか。」
「happy halloween」
加藤はかぼちゃの箱を置いて帰った。
箱をあけると飴と小さな手紙が入っていた。
手紙には
564+303=56371
85、5637109710971
005303100621062!
と書いてあった。
「これが事件の内容?」
これだけじゃ手がかりが足りないよ!
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