ツーリズムエキスポに行ってメガネフレームの研磨をした話(実際は三日月)
メガネの産地はどこでしょう?
日本でメガネフレームの一大生産地思い浮かびますか?
思い浮かんだあなた。
すごい!
そう、鯖江です。
今回は鯖江ブースで体験できたフレーム研磨の話です。
(初めの方はフレーム研磨の話ではないので興味ない方は研磨の見出しまでとんでください)
ツーリズムエキスポって?
毎年9月下旬に行われている大規模な展示会です。
木曜から日曜までの4日間開催され、平日の木金は業界向け、土日は一般向けで開催されています。
私が行き始めた10年ほど前は東京ビッグサイトで開催されながら、途中インテックス大坂でも行われていました。
しかしコロナになり中止せざるを得なくなり数年が過ぎました。
そしてコロナが落ち着き昨年だったかな?再び開催され、今年はコロナの影響は全く感じられない以前のツーリズムエキスポの規模、内容に戻ってきました。
いつもと違った入場
私はネットでチケットを購入しスマホでQRコードが表示できる仕組みです。
その他にも窓口でチケット購入のブースがあるかと思っていましたが、今年はいつものところに見当たりません。
そのすぐ横で事前購入の人も入場のチェックがあったと記憶していますがそれもありません。
そのまま展示ホール入り口まで移動します。
入り口にQRコードを読み取る機器を持つ受付の方が。
その方にQRコードを見せ、手につける紙のミサンガみたいなやつを受け取り、腕に巻いて入場です。
ミサンガって死語?
やたらSNSフォロー獲得だらけになった戦場
最終日の日曜日の11時前に入りましたが、どこもかしこも人だらけ。
活気に満ちて旅行好きとしては嬉しいです。
今日1日で国内の様々な地域を知ることができ、海外も身近に体験することができます。
旅行に興味のある方は一度参加してみると面白いですよ。
数年前から一般的になってきたSNSのフォロワー獲得戦争。
昔はアンケート書かせて、メアド獲得がKPIだったかもしれません。
そもそもそれもあまりやっていないブースも多く、一方的にPRして終わりのところも数多かったと思います。
しかし、今年はどこもかしこもSNSのフォロー、またはwebアンケート回答でノベルティプレゼントだらけになっていました。
フォローやアンケート回収でもらえるノベルティは冷えた目で見ると数百円のものなので、それを得るために個人情報、連絡先を提供していると考えるとすごくコスパいいですね。
本当に何かもらえるところはどこもかしこも行列だらけでした。
集客の凄さ
行列だらけからもわかるように今回の展示会の一般入場者数はたくさん来場していた印象を受けました。
コロナ前直前くらいと同じ程度の体感かそれ以上かもしれません。
HPによると日曜日だけで5万6千人もの方が来場したようです。
1日で。
こんなにも観光に興味がある人がたくさんいることを考えると、コロナ禍で苦しかった観光業ですが潜在需要はすごくあるのだと思います。
ただコロナ明けまで耐えきれず残念ながら姿を消さざるを得なかった関係者も多かったでしょう。
本題の研磨
前置きが長くなりました。
色々回った中で1つ紹介します。
メガネといえば。
鯖江。
素晴らしいブランド戦略。
いつからメガネ=鯖江を連想させるようになったのでしょう。
そんな鯖江ブースも出店しており、ミニメガネフレームの研磨体験ができました。
同時に2名までなので予約して時間まで待ちます。
ようやく時間になり500円支払い体験開始。
初めに磨くパーツを3つの中から選びます。
ミニメガネフレーム(研磨前)、ミニメガネフレーム(少し研磨済み)、三日月などの形状のもの。
説明によると少し研磨済みがおすすめとのこと。
それ以外だと光沢出すまでに時間かかりますよと。
その話を伺いながら私は三日月のを選びました。
大変と言われればそれを光らせたくなるでしょう!
あとメガネではないですがバフ研磨は少しやったことがあるのでどんなものかも実は知っています。
光らせる自信めちゃくちゃありました。
卓上サイズのレース研磨機。
すごくコンパクトで卓上グラインダーみたいです。
左がアラメ、右が目が細かい仕上げになるバフのようです。
下に向かって回転しているので下の方に磨くパーツを押し当てながら研磨していきます。
間違っても上や正面に当てては行けません。
回転運動に持っていかれ怪我をする危険性大です。
できあがりがこちら。
写真だと全然光沢が出ているように見えないので悔しいですが実際は結構いいセン行っていたと自画自賛です。
バフに油つけずに磨くんだと、新しい知識を得ることができました。
知らないところで塗ってたのかもしれないけど分からなかったのでバフそのままに当てていたのだと勝手に思っています。
福井に行ったことはまだないですが、メガネと恐竜目的に旅行の計画を立てたいと思います。
東尋坊も。
読んでくださったあなたのメガネも鯖江で作られ、研磨で磨かれた逸品かもしれませんね!