本気で医療保護入院になるか考える
作業所の職員に、最近作業所でまともに作業ができていない原因をそれとなく話してみた。
「自分は自身の部屋の中でずっと引きこもっていたいから」
それを提示したとたんに、それはダメじゃないかという回答が帰ってきた。まあ、当然の反応ではあるだろう。
前の作業所の末期の状態から退所を余儀なくされてから数年、ようやくこの作業所で作業するという流れをいろんな方々に作ってもらったはずなのに、私はそれを反故にしようとしている。
それぐらいまわりの人間関係(他の利用者、職員の言動など)に疲れている。そして、それを癒す手段が今の部屋の中にあるネットとゲームしかないという悪い状態が引きこもり志望を加速させている。
今後このような事態がずっと続くようであれば、私の意思とは関係なしに、一時期でもネットとゲームの環境から切り離すべきだという話が出てきてもおかしくない。一つは実家に帰ること、一つは生活保護に切り替えて、別の施設への引っ越しを余儀なくさせること、そしてもう一つは本人の意思を無視した医療保護入院。
今のご時世だから、依存症をきっかけとした医療保護入院(本人が入院を頑なに断っても、行政と家族の許可さえあれば精神科閉鎖病棟への強制入院をさせることができる制度というべきか)も増えているのではないかと思う。
相談員や作業所職員、施設職員との相談が物別れに終われば、この可能性も十分に考えられる。私が理想とする孤立とは、また別の形の孤立を強制させられることになる。
いよいよ取り返しのつかない事態に向けて、私の心と体が進んでいこうとしているように感じる。