就活の上で重要なことはこれまでの経験でない。面接官をする中で感じること。
私が採用コンサルをしてきた・している観点で就活で重要なことを記していきます。
今回はイメージとしては新卒の就活が近いと思います。就活が近づいている方、現在進行形の方のお力添えに少しでもなれば良いと思います。
就活で必ず通らなければいけない道として面接がありますよね。
面接は正直なところ得意不得意は存在します。
私も面接に入ることが多いのですが、
「この子経歴良いのに、直接会ったらあまり魅力に思わないな」であったり、
「この子経歴だけ見たらそこまで魅力ないのに、会ったら面白そうだな」と感じることは多いです。それは得意不得意の差であると共に話方、また面接の中で注目しなければいけない点に違いにあります。
その辺を噛み砕いて説明していきますね。
経験だけで評価するのは書類上や、どちらかで悩んだ時が多い。
まず落ちやすい面接内容としては、
・自分の経験ばかりに着目した発言が多い。
・経験が他の人より優れているアピールが多い。
・〇〇を経験しただから、御社で活躍できます。
上記のような場合は、ある程度慣れている面接官の場合、
「あ、このパターンの学生か」と思ってしまい、これ以上深く話を聞こうとは思わないことも多いです。
経験していようが、していまいが一緒に仕事をしていく上でのマインドを面接官としては聞きたいのです。
その理由としては、
“経験はあくまで、経験であり、それ以上でもそれ以下でもない”
からです。
その経験から何を学び、何を考え、どのように以後行動したのかまで話す必要があります。なので単なる経験に着目をし、学んだことや考えたことが薄ければ何も考えていないんだなと判断される傾向が強いです。
そのため逆に。
「私は学生時代を通して勉強しかやってきませんでした。その理由としては学生の本分は勉強になると幼い頃から父に教わってきました。つまり私の中で学生時代のミッションを勉強においたのです。そのシーン毎で求められること、求めていかなければいけないことは変わってくると思います。それを常に頭の中に置き、御社で仕事をする際にもそのような考えを徹底していきたいと思っています。」
のように勉強しかやっていなくても、上記のような回答が出てくると。
「あ、この学生はきちんと考えている」であったり、
「面白い観点もっているな」と感じます。
海外留学を経験していようが、上記のように勉強だけしてこようが、
考え方とその事象への捉え方次第で、伝え方も変わってきます。
自身なりの考え方、伝え方を持っている人が面接では強くなるのです。
良い経験をしてきているのに、結構多くの面接を落ちている方の傾向としては経験依存ばかりしている人が多いのです。
また自分らしさを出していないんだろうな。というのは面接官は感じてきます。形式ばっているなであったり、普通はこんな話し方しないんだろうなってことは案外面接官として見抜くことは簡単なのです。
そのため、日頃から伝え方には注意していた方が良いです。
やはり面接の時だけ、社会人になってからでは遅いです。
「自分はどのような間を持っているのか。どのような話し方、抑揚を持っているのか」に関しては認識・身につけておいて損はないと思います。
これから就活をする人、就活を現在進行形でしている人は
まず今回述べた観点に注目してみてください。
あくまで企業側は一緒にビジネスが出来るかどうか。
企業を成長させてくれるかどうかに注目します。
その人単体が成長するかどうかはその次となります。
そのため、
その会社にどのようなバリューを発揮することができるのか。
自身を採用してもらうことのメリットは何なのかを面接の前に明確にしておきましょう。
そうすることによって伝える内容も、伝え方も変わってくると思います。
もし何か相談等ございましたら、いつでもtwitterよりDMを送ってください。以後より詳細の就活の進め方等の記事も書けたらと思います。